2021年 02月 21日
▼Steam:Steel Assault
終末期のアメリカを舞台にした横スクロールアクションゲーム。開発は同国のニューヨークに拠点を置くZenovia Interactive。販売を『Flinthook』、『パンツァーパラディン』で知られるTribute Gamesが担当している。2021年にPC版が発売予定。タイトルロゴに記されている通り、日本語にも対応している。 先日開催の「Steam ゲームフェスティバル」では体験版も配信された。 なお、現在は公開終了となっている。 公開中の時期にダウンロードし、先日にプレイしたけど、単刀直入に言うと近未来版『悪魔城ドラキュラ』。それも探索型ではない伝統的なステージクリア型。ただし、ジャンプは空中制御可能、かつ2連続にも対応など、操作系及び挙動は軽快な感じで別物。唯一の共通点は通常武器の鞭で、それをスーパーファミコン版の『悪魔城ドラキュラ』のように八方向へと振り回しながら、襲い来る敵を撃退していく。また、接近中には鞭ではなく拳による打撃へと自動で切り替わり、より大きなダメージを敵に与えることができる(その分、敵の体当たりを喰らう危険が増すデメリットあり)。さらに移動に特化した「ジップライン」を装備。射出することでジャンプで届かない足場へと登れるようになったり、方向によっては高速移動も可能に。仕組みとしてはファミコンディスクシステムの『アルマナの奇跡』をオマージュしている感じだ。他にグラフィックは16bitスタイルのドット絵で描かれており、アスペクト比も「4:3」に設定。オプションにも複数のフィルター機能が搭載されていて、ブラウン管の滲みも再現できる。無論、音楽もグラフィックの作風に準拠した16bitスタイル。当時のカプコン、ナツメ(ナツメアタリ)っぽい楽曲が揃っている印象だ。 全体的に様々な名作の要素を良い所取りし、オリジナルのアクションゲームに仕上げた感じの出来。特に操作性がよく、思うがままキャラクターを動かせるのが痛快。難易度も高めで、初っ端から容赦なしに敵が攻め込んでくる辺りにアーケード作品臭が漂う。妙に濃い目なドット絵と一枚絵もそれで、SNK作品を割と意識していそうな感じ。 体験版は最初のボスが現れる直前で終わる構成で、肝心な所を確かめられなかったのが残念だけど、掴みは悪くない。最初のステージだから、難易度はもうちょっと落として良い気がしたけど、製品版もこのバランスで行くのだろうか。だとなれば、仮に買ってプレイする場合は覚悟が必要かもしれない。 ▲ちなみにゲームスタート時に「アーケード」と「ノーマル」が選べた。 ストアページには日本語対応とあるが、体験版は全編英語だったので、それを拝めるのは製品版になりそう。或いはまた、ゲームフェスがSteamで開催され、新たな体験版が登場した時か。いずれにせよ、完成版がどうなるのか気になる1本だ。販売元がTribute Gamesなので、家庭用機向けにもいずれ展開されるかな……。 ------------------------------------------- © 2020 ZENOVIA INTERACTIVE, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
by box057
| 2021-02-21 22:45
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