2017年 01月 06日
ウィンターセールでの値下げ、非公式ながら日本語MODが製作されたとの報せをTwitterで目にし、新年一発目はこれで行こうと思って買ってみた『OwlBoy』。 想像以上に面白くて、他のゲームそっちのけでハマってしまっている。
特にストーリーが凄く良い。フクロウの少年「オータス」が、友人の「ゲディ」と共に凶悪な海賊達から故郷を守るべく奮闘するという内容なのだが、彼らの頑張りが全く実を結ばず、大人から叱責されたり、仲間のフクロウから臆病者と馬鹿にされたりと言った不憫な展開の連続で、思わず「なんでこんな頑張ってるのにそうなるんだよ!」と感情的になるほど見入ってしまうものがある。”運命の理不尽さ”…とも言うべきか。年の瀬直前にクリアした『ZERO ESCAPE 刻のジレンマ』で扱っていたテーマを今作も描いていて、非常にドラマティックで見応えのあるものになっている。 詳細は伏せるけど、この一枚絵が描かれたイベントシーンには圧倒された。 まさに「運命の理不尽さ」の極致。あまりの事態に凄くやるせない気持ちになった。 その後のイベントも印象的で、何が何でもこのゲームはオータス達が報われる時を見届ける度に最後までやらなくてはならないという気持ちにさせられたほど。 起伏に富んだレベルデザイン、白熱の戦闘シーン(主にボス戦)、優し過ぎず難し過ぎずの適切な難易度など、アクションアドベンチャーとしての完成度も高い。オータス自身が新たな仲間を得ることで強くなるというアップグレードシステムもストーリーと絶妙にリンクしたものになっていて、細部まで丹念に作り込んでいることを嫌でも実感させられる。 細部に至るまで描き込まれたドット絵に目が行きがちだけど、今作はストーリーこそ真に注目すべき箇所にして魅力だと思う。買う前は波乱万丈な展開が楽しめるアクションアドベンチャーになっていれば…と思ったけど、思った以上にストーリーを楽しんでしまっている状況。先の通り、アクションアドベンチャーとしての完成度も高くて、ゼルダの伝説が好きな方なら間違いなく心を撃ち抜かれると思う。あと『マーヴェラス ~もうひとつの宝島~』が好きな方も。むしろ、そちらが好きな人ほど心を「ズキューン」と撃ち抜かれるかも。 現時点で日本語ローカライズ及び、コンシューマへの移植は不明とされている(※移植自体は検討されている模様)けど、これは何が何でも実施すべき作品だ。 特に日本語ローカライズは本当、機械翻訳で済ましちゃうような手抜きな事はせず、しっかりと行って頂きたい。否、行うべきだ。この感情を揺さぶるストーリーは翻訳次第でプレイヤーの涙腺を崩壊させる(いい意味で)凶悪なものへ化ける可能性がある!そんな訳で、昨年に『ショベルナイト』を手掛けたハチノヨンや『ソルトアンドサンクチュアリ』の架け橋ゲームズ、そして昨年は『MOMODORA 月下のレクイエム』で素晴らしい手腕を見せて頂いたプレーイズム辺り、やってくれると有り難いなと思う今日この頃です。 ◆ジャレコの版権を持つシティコネクションに訊く、これまでとこれから。次に狙うのはIPを使ったゲーム開発(電撃オンライン) ひっそりとじゃじゃ丸くんのシリーズ最新作が製作中である事が発表。どんなゲームになるのかは明かされてないけど、甲南電機製作所から異動したスタッフが集う開発会社が製作を担当しているのなら、それなりに期待できそうかな…。全く新しい作品になると発言しているだけに、その言葉に相応しいチャレンジングな作品が出てきて欲しいところ。これでかつてのボンバーマン(※Act:Zero)ほどぶっ飛んだものが出てきたら反応に困りそうだけど(汗)。一応、目安としては今年に出る『ブラスターマスターゼロ』ぐらいで。 しかし、『星をみるひと』の版権も今はシティコネクションが持っているのか。リメイクは難しいけど、我こそは『星をみるひと』をうまく料理できる、という方がいましたらお問い合わせを…ね。何処か、名乗りを上げる会社は居たりしないかな…(笑)。これで本当にリメイク計画が始動したらかなり面白い事になりそうだ。 ◆Android版『スーパーマリオ ラン』事前登録開始。タップで簡単にアクションを楽しめる(電撃オンライン) 登録は行っておいた。 果たして、自分のAndroidでは遊べるのか否か。 これで『ポケモンGO』と同じ展開になったら、機種変更待ったなしだな…。 ◆149人のゲーム業界著名人に聞く,2016年の回顧と2017年への展望。4Gamer恒例の年末企画をお届け(4Gamer.net) 昨年は北島さんが『雷子』を最も感心させられた(&衝撃を受けた)ゲームに挙げるなど、意外なタイトルが取り上げられたりしてたけど、今年は特に…という感じですな。 ◆【年末特別企画】GAME Watch編集部員・ライター陣が選ぶ2016年オススメゲーム!(GAME Watch) お薦めだけでなく、残念に思ったゲームも紹介しているのがユニーク。『Miitomo(ミートモ)』の事については、こちらもほぼ同意かな…。 ◆【コラム】21人の開発者が選ぶ2016年のビデオゲーム・トップ5(choke point) ゲリラゲームズの方がセヴァードを取り上げててニヤリ。 ◆2017年1月下旬に体験版第2弾の配信が決定。「GOD WARS ~時をこえて~」はどのように遊びやすくなるのか,安田善巳氏に聞いた(4Gamer.net) 「力押しでは勝てないところを知恵でカバーするのが面白い」という考えは理解できるけど、「敵は高度なAIで複雑な動きをするべきである」というのにはあまり賛同できない。かと言って、単調な動きで統一するのがいいという訳ではなく、戦況に応じた理に適った動きをするのがベストなんじゃないのかな…と。勿論、意表を突いた動きを見せ、プレイヤーをビックリさせる事も必要だけど、それをやり過ぎて敵が倒し難いバランスになってしまっては、ゲームとして苦痛なものになってしまうし。 この体験版は全く遊ばずだったけど、そういう調整でまとめてたというのなら、不評の声が多数出るのも納得としか。というか、「敵全員が回復手段を持っている」「ダメージを受けると後方に下がって治療行動に出る」ってだけでも相当にストレスフルなバランスってイメージが湧く。それを「手応えのある難易度」を演出する為にやっているのだとしたら、異議ありとしか言い様がない…。第二弾は指摘された箇所を全面的に改善すると言ってるけど、回復手段の所はノーマルでは変更なしというだけに何か嫌な予感がする。AIの再調整で大して気にならない程度になっていれば杞憂に終わるだろうけど…果たして。 ◆かつてPS4専用タイトルとして開発が進められていた「Rime」のマルチプラットフォーム対応が正式発表、新たなゲームプレイトレーラーも(doope!) 結局、PS4独占タイトルでは無くなったか…。 本当、4年前のE3で発表されて以降、何の音沙汰も無くて開発がちゃんと進んでいるのか気になってたけど、今頃になって新たなトレイラーが公開された事から察するに、よっぽど難航してたんだろうな…。一体、この4年の間に何があったのやら。 ◆初代『Diablo』のダンジョンがプレイ可能になる『Diablo 3』のパッチ2.4.3が配信開始、日本語版のトレイラーも解禁(AUTOMATON) そして、日本での配信も開始。気が付けば、繰り返されるアップデートによってとんでもないボリュームのゲームへと化けてしまった感があるな…。今年は新作旧作共に購入制限をかける年にしたことだし、まさに再開するなら今か。 ◆Starboundを生んだ「Chucklefish」がファイアーエンブレム系ストラテジーと魔法学園ものRPGシムの2作品を予告、ティザー映像も(doope!) この見出しは早急に修正した方がいいと思うぞ、doopeさん…。 それはさておき、この中世ファンタジー版ファミコンウォーズはメチャクチャ惹かれるものがありますな。というか、こういうのこそ本家が作って欲しいぞ(笑)。 むしろ、こういう方向性に改めたものを初心者から上級者まで楽しめる昨今のシリーズとして展開していくべきだったのでは…。 ファミコンウォーズのゲームシステム自体が敷居が低いのに加え、シビアな要素も最小限に留められていて手軽に遊べる作りだから、そんな事を思ってしまう。。。 ◆アプリ『ロックマン』6作品が配信開始。秘蔵アイテムが当たるキャンペーンも実施中(電撃オンライン) とりあえず、2を買って遊んでみた。 ……うん。ダメだ、これ。 操作性の悪さは言うまでもなく、フレームレートがガクガク(推定15~20fps?)なのもあって、理不尽なダメージや落下ミスが発生するのでもの凄くストレスが溜まる。残機制が撤廃されているなどの変更もあるけど、正直、これを遊ぶぐらいなら3DS、PS4、XboxOne、PCで販売されているクラシックコレクションを買うのが遥かに良いと思います。 そもそも、斜め方向へのジャンプがやり難いって時点でなぁ…。この2に限っての話でも、メタルブレードを撃ちながら歩くことができない(撃つ度にロックマンが静止する)、ショットマン(※フラッシュマンステージなどに登場する敵キャラ)の弾道変更時の隙が無くなっているという、改悪が行われているのにも強烈な憤りを覚える。 普通にバーチャルパッドに不向きな作りをしているゲームなのに、そのまんま移植するってところに企画者の浅はかさを感じる。フレームレートもあり得ないほど酷いし、なんでこんな状態でリリースしてしまったんだ。 ◆「Nintendo Switch プレゼンテーション 2017 ◆「Nintendo Switch」プレゼン、ライブ配信用の公式サイトがオープン(GAME Watch) 足を運んでみたいと考えてた体験会だけど、ちょっと暗雲が立ち込めてきた。 プレゼンテーションを見るだけで終わるかもしれない…。 ◆SFC向け新作格闘ゲーム『ザ・ダークネス・ハンター -アンホーリーナイト-』が国内でも発売決定、リリース時期は2017年3月末に(AUTOMATON) 前に少しだけ映ってたスクリーンショットを見た時も思った事だけど、正直、スーパーファミコンのゲームというより、ゲームボーイアドバンスのゲームにしか見えなくて、もの凄くモヤモヤする。特にドット絵は元々あったモデルを16色に落として表現しているようにしか見えない…。何でこんな荒っぽさの目立つ作りになってしまっているのだろう。 ◆ドラマ「釣りバカ」シーズン2が4月から!濱田岳「バカさ加減がパワーアップ」(ナタリー) ◆ドラマ「孤独のグルメ」シーズン6の制作決定!毎週の飯テロが帰ってくる(ナタリー) ヨシヒコ三期が終わると同時に夜食テロがアップを始めるという展開。 更にかつて映画シリーズの方で主人公のハマちゃんを演じてた西田敏行さんが、三國連太郎さんが演じてたスーさんの役に抜擢されるという、水戸黄門的な交代劇で大きな話題を呼んだ新しい釣りバカも二期が決定。 昨年末にやってた再放送で全話見たけど(※特番は録画。まだ見れてない…)、今時珍しいほど明るくて楽しいドラマで、たった8話で終わってしまったのが本当に勿体ないほどよく出来てた。西田さんがハマちゃんを演じてた頃の釣りバカを知る親にも受けてて、特に最終話で笹野高史さんが登場する場面で大笑いしてたのが印象的。結構、楽しませてもらったので、二期決定は本当にめでたい。 今度は録画予約込みで追い続けたいところですな…。 勿論、夜食テロの方も。 こちらは内容が内容だけに録画予約任せになるけど(汗)。 ◆2017年1月期44作品。「亜人ちゃんは語りたい」「リトルウィッチアカデミア」など10作を解説(AV Watch) 先日の『AKIBA'S TRIP』を機に冬シーズンが本格的に始まったけど、今のところ、前期と同様にこれと言うものに出会えてない状況。というか、『AKIBA'S TRIP』が想像以上にコレジャナイ過ぎた…。ちゃんと原作のストリップアクションは表現されてたけど、ストーリーの作風が2のそれで、妙にダイレクトな暴力的な描写がある辺りが特に。どちらかというと、初代のストーリーと世界観が好きなクチなので、これは一話で切る感じかな…。 やはり、本格的な始動は来週のこのすば二期か。 …少し不安なところもあるけど、前期と変わらぬノリの内容であればそれでよし。 毎週水曜深夜の楽しみとして、再び定着して欲しいところです。
by box057
| 2017-01-06 23:57
| 日記 / ゲームネタ
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