2014年 09月 21日
--- 本館更新情報 ---
◆『Collect Data Box』を更新。 ◇ゲームソフト備考録 ≫スタッフリスト:1本追加 --- 積みゲー進捗 --- ◆b.l.u.e Legend of water(PS)<クリア(ベストエンディング到達?)> ◆ピクセルジャンクレーサーズ 2ndLap(PS3) ◆クニットアンダーグラウンド(WiiU) ◆ウォッチドッグス(PS4) ◆メダロット8 クワガタバージョン(3DS) ◆蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト(3DS) ◆みんなでまもって騎士 姫のトキメキらぷそでぃ(3DS) ≪追加≫ ◆ベヨネッタ(WiiU) ◆ベヨネッタ2(WiiU) 一本買って二本追加。 ストーリーの繋がりを知りたいから、先ずは1から行かせて頂きます。 『b.l.u.e Legend of water』は今週、一段落。 海中探索メインの謎解き3Dアクションアドベンチャーという、ありそうで無かったゲーム性と独特の世界観(舞台設定)が見事な良作でした。さすがに1998年製というのもあり、キャラクターのモデリングがローポリゴン全開で、グラフィックは粗めだったけど、遺跡や沈没船と言った舞台のミステリアスな雰囲気作りが実に秀逸。探索意欲を刺激する仕上がりになっていて、素晴らしかった。それらの舞台で繰り広げられる謎解きも難し過ぎず、優し過ぎずの丁度良い塩梅に加え、海中を泳ぎながらそれらの謎を解いていくというプレイ感覚が地味に新鮮。その途上で起こるイベントも退路封鎖、謎のモンスターが現れたり、正体不明のダイバーが攻撃を仕掛けてきたりなど、海中探索ものの御約束からぶっ飛んだものまで、なかなか捻りの効いたものになっていて、終始、飽きることなく楽しめた。それ故にダンジョンの少なさとボリューム面で多少、物足りなさを感じたところもあったけど。 あと、ストーリー。主人公と海中に沈んだ遺跡に関連した謎に迫るという、とても興味深い内容だったのだが…何か終盤、一気にSFでトンデモな方向に行っちゃったのが…(汗)。オチも何か苦々しさが残る感じだったし、「何処にそんな伏線が?」「どういう経緯でそうなったの?」「え?それだけ!?」…と、思わず突っ込まざるを得ない場面も終盤になってから多数登場したりと、序盤の良い感じのノリが一瞬の内にぶち壊しにされた気がして残念だった。というか、主人公ととある人物の出会いを描いたムービーデモはあっさりし過ぎにも程があるわな…。容量的な都合なのかどうかは分からないけど、だとしてもこの内容は正直、擁護不能でした。要所要所で挟まれるムービーも粗いし、主人公の声は棒読み気味だし(エヴァのアスカ役で知られる宮村優子が担当しているのだが…)、何か全体的にゲーム以外の部分が粗い作品としてまとまってしまってた感は否めん…。 でも、ゲーム部分は総じて良好だったので、遊んだ甲斐は十分にあった。意外な掘り出し物だったのは間違いない。普通の3Dアクションアドベンチャーに飽きた、という方ならチャレンジしてみて頂きたい一本ですな。ストーリー周りはトホホな感じだけど、ゲーム部分に関しては他に類を見ない手応えがあるというか、現代の技術でリメイクすると更に化けるのでは?という可能性を見せてくれる出来栄え。ゲームアーカイブズでも配信されているので、機会がありましたら是非、お試しのほどを。
by box057
| 2014-09-21 21:31
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