2013年 02月 15日
先日、唐突に発表された『ナノアサルト』の廉価版ことキャンペーンプライス版。 既にAmazonの方で正式なパッケージ(ジャケット)が公開されていた。 これはまた如何にも廉価版、としか言い様の無いデザインで…。 どう見てもこれはリバーシブルジャケット仕様ではないな…。 まあ、同じサイバーフロントの12Riven(PSP版)もそうだったし、そこは致し方なしか。 でも、これの廉価版が発売されるのは本当に予想外。 何故、発売される事になったのだろ。 それ以前に、これの発売に合わせ、ダウンロード版の配信も始まるのだろうか。 このゲーム、意外とDL版との相性が良い所があるだけに、少し惹かれるものがある。 今更過ぎるけど、『ナノアサルト』ってスコアアタックが非常に熱い。 ぶっちゃけ、メインに当たるストーリーモードはあまり面白くない。 アイテム収集等の寄り道とかが一切無い、淡々とステージをクリアしていくだけの内容なので、ラスボスを倒したらそれでお終い。 何もやる事がなくなる。 強いて言うなら、自機の残機最大値を増やす為にを集める事があるけど、それも普通にプレイしていればアッサリ全部集まってしまうので、やり応えは皆無。 正直、このモードだけなら、今作は佳作レベルの出来と言っても良いと思う。 だが、アーケードモードを遊ぶと、その印象はガラッと変わる。 アーケードモードでは『ナノコイン・チャレンジ』なる課題の達成を目指す遊びのほか、スコアアタックのやり込みの二つが楽しめるのだけど、それがまた非常に熱い。 特に秀逸なのがこのモード限定のスコア絡みのシステム。 雑魚敵等を倒した際に増加し、その長さによってスコアに最大で9倍までの倍率ボーナスが加わる『チェインゲージ』、集めた分だけステージクリア時に追加得点がもらえるドロップアイテム『イエロー・カーボンクリスタル』、そしてタイム&残機ボーナスと、どれもこれもやり込み好きの人の心を徹底的に刺激する要素に仕上げられている。 特に『チェインゲージ』による倍率ボーナスを狙う攻防の熱さは格別。 ゲージが伸びている時に敵を倒すと倍率ボーナスが入ると言っても、そのゲージ自体の収縮速度が非常に速い為、より高い倍率ボーナスを狙う場合は敵との接近戦を心がけなければならない。最高の9倍ボーナスを狙う場合はなおの事。いつ接触するか、しないかのギリギリの所まで最初の敵を引き付け、残る敵を一掃しなければならなくなる。 勿論、そこで敵と接触してしまえば残機が減り、クリア時の得点は減少確定。 (※ちなみに残機1つ失うと、1000点のマイナス) まさにいつやられても不思議でないほど、緊張感満点の攻防を堪能する事ができる。 これが中ボス、ボス戦となると更に大変で、パーツの破壊と合わせてゲージの状態を維持しないとボーナスが入らない。 その為、必然的に体力ゲージの残量に神経配らなければならなくなる。 ストーリーモードだと、あとどれ位で倒せるかの指標でしかなかったゲージも、このモードではハイスコア達成のカギへと様変わり。 そんな既存の要素すら別物になってしまうのも、魅力の一つです。 そして、スコアアタックへの挑戦意欲を刺激するのがオンラインランキング。 自分の名前と今のスコアが何処に位置するか明確に表示される上、現時点での限界値に当たるスコアまで確認できるので、思わずそこを目指したくなってしまう。 その限界値のスコアも一見、無茶に見えて実はサブウェポンの組み合わせによっては楽に達成できるなど、意外と何とかなるレベルに設定されているのも絶妙。 スコアのアップロードも単にステージセレクト画面でXボタンを押し、ランキングを閲覧するだけと簡単。気軽にスコア争いに参加できます。 ▲2013年2月15日現在の1-1のランキング上位。 (自分は51300点が限界…。) まあ、現時点で一番最初のセルクラスタ1-1は理論上の限界に達してしまっている感じだけど、このスコアを目指してプレイすると、今作が如何にスコアアタックの熱いシューティングゲームなのか、よく分かると思う。 『ナノコイン・チャレンジ』もスコアアタックの基本を学べるほか、ボス周りの課題ではストーリーモードとは全く異なる緊張感が味わえるので、結構やり応えがあります。 チャレンジの内容がスコア○○○点以上、サブウェポンを使わない、ノーダメージクリアなど、全体的にワンパターンなのがタマにキズではあるけど。 今回の廉価版発売を受け、購入を検討している方は是非、メインのストーリーモードだけでなく、アーケードモードも一通り遊んでみて頂きたいと思う。 そして、オンラインランキングにも挑戦してみて欲しい。 強者参戦で、何かしらの変動が起きたりするといいな。 スコアアタックばかりでなく、『ナノアサルト』には以下の魅力もある。 ◆ハイクオリティなグラフィック 公式でも売りにしている通り、グラフィックの質はかなり高い。 透き通った細胞が舞台のステージ、3Dスクロールのステージ全般は特に必見。 ◆さりげなく立体視ONで秒間60フレーム 実は3DSソフトでは『マリオカート7』、『鉄拳3D PRIME EDITION』に次ぐ三本目の立体視ONの秒間60フレームを特徴とするタイトル。 但し、敵が多いと低下する可変式。 ◆普通にクリアするだけなら程好い難易度 敵本体や弾に触れたりすると問答無用で即死だが、残機はそのステージ限定な上、ブルー・カーボンクリスタルなるアイテムを100個集める事でその最大値を増やす事ができる(最大9機まで増やせる)など、そんなにシビアではない。 ◆何処かで見たシチュエーションの数々 細胞が舞台のステージは何処と無くスーパーマ●オギャラクシー風味。 また、あるボスに至ってはレ●ストームのラスボスそのまんまな技を披露してくる。 ◆意外と丁寧なローカライズ 武器の細かな説明から名称はしっかり翻訳されているほか、ナビゲーターの音声も日本語にしっかり吹き替えされていたりと、結構丁寧。 また、ナビゲーター役の声優が知る人ぞ知る意外な人であるのも地味な見所…? ステージが少々単調過ぎたりなど、褒められない所も幾つかあるけど、スコアアタックの熱いシューティングをお探しの方なら要プレイです。 3DSの底力を知るにも打って付けですよ。
by box057
| 2013-02-15 23:59
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