2011年 09月 25日
9月も今週で終わり。
衣替えの季節にして秋本番の10月が始まる。 そんな今週の注目作は『真・三國無双6 猛将伝』。今年3月10日に発売された『真・三國無双6』の拡張ソフトである。三國無双シリーズで猛将伝が発売されるのは2005年の『真・三國無双4』以来。何気に6年ぶりの登場であったりする。 肝心の内容は『真・三國無双6』と同じだが、『将軍位』なる新しい能力アップ要素、新しい武器・キャラクターと言った要素を追加。よりやり込み甲斐のある内容に進化を遂げている。更に『MIXJOY(ミックスジョイ)』なる新機能を搭載。『真・三國無双6』とディスク交換による連動を行う事で、『真・三國無双6』のゲームモード全てが猛将伝バージョンで遊べるようになる、ユニークな特典も導入されている。他にも過去の真・三國無双シリーズの戦いをリメイクした『レジェンド』シナリオ、ネットワークランキングと言った新要素が追加されてるなど、まさに至れり尽くせり。三國無双シリーズでは久々の猛将伝というのもあってか、全体的にかなり気合いの入った仕上がりになっている。まだまだ『真・三國無双6』を遊び込みたい、徹底的に極めつくしたいプレイヤー、シリーズファンの方には要チェックの一本。知名度も含め、今週発売タイトルの中では特に大きな目玉タイトルと言えるだろう。 なお、『真・三國無双6』と連動すると全ての要素が遊べるとあるが、今作単独でも十分にプレイ可能。でも、全ての要素が遊びたいという方はこれを機にセットで買ってみるのもありかもしれない。少々値が張るが…。 また同じ日には『code_18(コード_エイティーン)』も発売。 『Never7』、『Ever17』、『Remember11』と、独特の演出技法と衝撃的なストーリー展開で多くのプレイヤーを魅了した名作アドベンチャーゲーム『infinity(インフィニティ)』シリーズ、6年ぶりの新作である。インフィニティに関連した新作として、先々週には『DUNAMIS15(デュナミスフィフティーン)』なる作品が発売されたが、今作は関連作という括りではなく、シリーズの系譜に連なる新作という位置付けとなっている。 ストーリーの方はいわゆる学園青春ドラマと、これまでとは売って変わった内容。しかし、タイムパラドックスに未来からの謎のメッセージなど、いかにもインフィニティなSF要素は健在。『時』をテーマとした、複雑な物語が展開されるとの事だ。ゲームシステムに関してはこれと言って詳しい情報が明かされてないが、全部で5人のヒロインが登場する基本設定から、幾つかのルートを攻略し、最終的には真エンディングを目指していく、シリーズお馴染みのオーソドックスな選択型アドベンチャーゲームになっている事が推測される。元々、システムよりはストーリーの演出技法で魅せるタイプの作品なので、ある意味、いつも通りと言った感じ。シリーズをプレイしてきた方には取っ付き易い作りになっていると思われる。 他にキャラクターデザインを『機動新世紀ガンダムX UNDER THE MOONLIGHT(※角川書店・ガンダムーエス連載)』で知られる漫画家の赤津豊氏が担当、サウンドプロデューサーを美少女ゲームブランド『Overdrive』作品のサウンド担当で知られるmilktubが手掛けるなど、製作スタッフ周りも実力派が揃っている。 しかし、非常に気になる事が一つ。それはシナリオ担当及び開発元が発売間近となった現在でも、何一つ明かされていないということだ。 このシリーズと言えば企画原案・監督の中澤工、脚本兼原案の打越綱太郎、音楽の阿保剛の三人のクリエイターが手掛けた作品としてファンの間では知られるが、今作にこの三人が参加しているという情報は一切ない。それどころか中澤氏は現在、『ルートダブル』なる新作の開発真っ只中。打越氏も現在、チュンソフトにて3DSとPSVita向けに『極限脱出ADV 善人シボウデス』を開発中である。極め付け、阿保氏も5pb.にてPS3とXbox360向けに開発中の『Robotics;Notes(ロボティクス・ノーツ)』に音楽担当として参加している状況だ。 だとなると、今作の監督、脚本は一体、誰が手掛けているのか? 過去のシリーズに参加していた方なのか、それとも初参加となる方なのか? 『DUNAMIS15』はプロデューサーがインフィニティシリーズの関係者であったという確かな情報があったが、今作は皆無なだけに正直、不安が払拭できない。さすがに6年ぶりのシリーズ最新作というだけに、大外しはしてこないだろうと思いたいが、公表されている情報が情報だけに安心するには厳しいものがある。 Xbox360、PSPの二機種で発売される今作。6年ぶりの新作はどんな衝撃をプレイヤーに提供するのか、そして出来の方は大丈夫なのか。 色々と心配されるところが多いが、見逃せないタイトルである。 シリーズ再始動を謳う以上は確かな衝撃に満ちた内容になっている事を祈る。 その他、今週はグラスホッパー・マニファクチャ開発のヱヴァンゲリヲンのリズムゲーム『ヱヴァンゲリヲン新劇場版-サウンドインパクト-』、唐突に発表された任天堂の3DS向け完全新作『花といきもの立体図鑑』など、ユニークなタイトルも発売される。特にヱヴァンゲリヲンのリズムゲームはその内容と組み合わせも含め、ネタゲーっぽさ全開なのが見逃せない。ヱヴァンゲリヲンとリズムゲームの相性はいかなるものなのか。意外にしっかりとしたゲームになっていたりするのか、それとも…。何か話の種になりそうなゲームを買っておきたいという方ならば、手を出してみる価値はあるかもしれない。 今週の個人的な予定は『code_18』の一本。正直、公にされてる情報が少なく、先々週に発売されたデュナミスと比べるとプロモーションにもあまり力が入ってなく、不安も多いのだけど、久々のインフィニティシリーズの新作という事で、突撃してみようと思う。 世界観からキャラクターデザインまで、今までとはかなり毛色の異なる感じだけど、過去の『Never7』を髣髴させるレベルの衝撃的な展開に期待したい。 さすがに『Ever17』レベルの衝撃はかなり難しいと思うので、そこまで強烈な期待は抱かないでしておくとする(汗)。 とにかく、予想の斜め下を行く展開にならぬ事を今は祈る…。
by box057
| 2011-09-25 21:05
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