2010年 09月 05日
--- 本館更新情報 ---
◆『Secret Data Box』を更新。 ◇ゲームソフトスタッフリスト集 ⇒ワリオワールド(NGC) ⇒スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー(SFC) ⇒ロックマンX2(SFC) ⇒ロックマンX3(SFC) ⇒ミッキーとミニー マジカルアドベンチャー2(SFC) ⇒ミッキーとドナルド マジカルアドベンチャー3(SFC) ⇒スーパーマリオランド3 ワリオランド(GB) ※しばらくレビューは休止します。。 --- 積みゲー進捗 --- ◆影の塔(Wii) ◆戦場のヴァルキュリア(PS3) ◆デスティニーリンクス(NDS) ◆初音ミク -Project DIVA-(PSP) <追加> ◆METROID Other M(メトロイド アザーエム)(Wii)<クリア> 影の塔より先にメトロイドが終わってしまった。 こ、今週こそ終わらせる…。 ミクもまた然り。 かつてのホスピタルの如く、ファーストインプレッションを書く事も無く終わってしまった今回のメトロイドだけど、とりあえず全体の感想としてはなかなか面白かった。 2Dと3Dの良い所を上手く混ぜ合わせた基本システム、リモコン一本でダイナミックなアクションを簡単に繰り出せる優れた操作性、そして不気味なほど綺麗につながったゲームパートとムービーパートと、何処も彼処も完成度高過ぎ。アクションのレスポンスも驚くほど快適、ロード時間も皆無に等しく、終始、スピード感とテンポの良さが維持されていたのにもビックリ。さすがは技術者集団チームニンジャ制作だけにある、その圧倒的な作り込みには度肝を抜かれっぱなしだった。 特に今回の2Dと3Dを混ぜ合わせたシステムはかなり好印象。正統派の2Dメトロイドの直感的にマップを動き回る楽しさ、そして3Dのメトロイドプライムで新たに提示された3D空間をしらみ潰しに調べる楽しさと、その双方の魅力が高いレベルでまとめられていて、新しいメトロイドの形というものを提示していた。 今回は『メトロイドフュージョン』のシステムをベースにしている故、探索自体の自由度は低めだったのだけど、次はこのシステムで『スーパーメトロイド』みたいな自由度の高さを全面に出した作品を作って欲しいなと思いましたな。それ位、魅力的なシステムだった。これは冗談抜きに今回限りの一発ネタにせず、今後も発展させて行って欲しいと思う。 また、懸念されたファミコン風の簡単操作も思った以上に快適でシステムと同じく好印象。任天堂のゲームにありがちなボタン操作に割り振るべきものをセンサーに割り振っている事も無く、最後までサムスを動かす楽しさに浸れた。リモコン持ち替えのサーチングビューも、最初は煩わしく感じたけど、慣れればそうでもなくなっていくよう調整されていたのがグッド。使い方も上手く、特にボス戦では緊張感を演出する要素として上手く働いてたと思いましたな。この辺の細かい気配りも見事だったと思う。 でも、この簡単操作を売りにしながら難易度設定がガチのアクションゲーマーに向けたものになってたのは残念。今までのように回復アイテムは出ないわ(セーブポイントか、エネルギータンク取得でしか回復できない)、敵から受けるダメージの量は大きいわ、敵の攻撃は苛烈で緊急回避のセンスムーブを使いこなさないとほとんど勝ち目無いわと、あまり高度なアクションが求められないメトロイドで、この難易度設定はどうなの、と思った。特に回復アイテムが出なくて、しかも敵の攻撃が苛烈ってのはねぇ…。今作で初めてメトロイドに触る人の事を考えて、そこはもっと抑えるべきだろ、と。しかも、結果的に簡単操作と激しく矛盾してるしな。操作は簡単だけど、泣きたくなるほど難しいと言った感じで。正直、あの操作を売りにしながらこの調整は褒められたものじゃない。せめて難易度選択機能を設けるか、回復アイテムを出すようにするなどの配慮を凝らして欲しかったですな。チームニンジャのカラーを出す為にこうしたのか、或いは本当に昔ながらのファミコンゲームを狙ってこうしたのかもしれないが、初めてメトロイドに触れる人をもっと考えて頂きたかった。 一応、ゲームオーバーになっても途中再開できるように対策は取られているものの、それも体力全開で再開じゃなく、ポイント通過時点のステータスのまま再開って仕様だし。こうもガチガチにしないで欲しかったよ、ホント…。 正直、今回ので初めてメトロイドに触るという人に誤解が行き渡る気がして不安だ。メトロイドってマニアックで凄く難易度の高いゲームなんだ、って感じで。マニアックなのは昔からだから否定しないけど、他の作品は今回ほど難易度の高いのは無いから、勘違いしないでください。。まあ、初代とメトロイドプライム2は今回のとは別の意味で難しいけども。 その他、強制的にサーチングビューになり、対象を調べるイベントにしても、その対象をもっと露骨なほど分かり易くする配慮を凝らして欲しかったな。 某所の血痕(?)とか、さすがに分かり難いにも程があった。 あと、所々で初見殺しな場面(QTE)があったのも然り。センスムーブで対処しないと速攻でゲームオーバーとか、せめてそういう場面では画面に何か緊急回避を示すサインを出して欲しかった。ゴッドオブウォーみたいに。 他に細かい所だと、音楽が空気過ぎたのとストーリーがグダグダで終わりが素っ気無かったのも何だかなという感じ。また、アイテムを獲得した際、シリーズお馴染みのあの音楽が流れなかったのもメチャクチャ寂しかった。メトロイドと言ったらあの曲なのにそれを削るだなんて。せめて、FE蒼炎のように別の場面で流すなどのサービスが欲しかったな…。もしかしたら、100%クリアを達成したら流れたりするのかもしれないけど。 随分と長く語っちゃったけど、とりあえず面白かった事に間違いは無い。 でも、メトロイド好きとアクション好き向けの一本ですな。 アクションが極端に苦手なメトロイド初心者はプレイしない方が吉。本当に今回のは桁違いに難易度が高いので、腕に自信の無い人は避けるのが無難。 逆に「アクション大好き!」、「100万回死んでも俺は諦めない!」という覚悟をお持ちの方なら、チャレンジしてみるべき価値は大いにあり。歯応えはかなりのものなので、高い満足感を得られると思う。 とにかく歯応えのあるアクションゲームが遊びたい、そんな方は是非。 かなりいけますぜ。あらゆる意味で。 以下、個人的な雑感。 まさかフュージョンの”あの子”が3D化して登場するとは思いもしませんでしたぜ…。相変わらず元気で、そして”醜悪”で何よりでした(笑)。
by box057
| 2010-09-05 18:01
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