2010年 07月 18日
--- 本館更新情報 ---
◆『Review Box』を更新。 ⇒ブレイザードライブ(NDS) ◆『Secret Data Box』を更新。 ◇テレビ番組で使用されたゲームミュージック&効果音の記録 ⇒ハロー!サンリオ ⇒ガイアの夜明け ⇒ザ!鉄腕!DASH!! ◇ゲームソフトスタッフリスト集 ⇒女神異聞録デビルサバイバー(NDS) ⇒リトルマスター 虹色の魔石(SFC) --- 積みゲー進捗 --- ◆ロックマンDASH2 大いなる遺産(PSP)<クリア> ◆エクシズ・フォルス(PSP)<クリア(セシリア編)> ◆ナイツ・イン・ザ・ナイトメア(PSP) ◆WIPE OUT HD(ワイプアウトHD)(PS3) <追加> ※無し 一番溜まってたPSPの積みゲーが崩れ始めた。 ![]() 『ロックマンDASH2』は前作に負けず劣らず面白かった。遊び易さを最優先したゲームシステムとサポート機能、ロックマンらしい戦略性に富んだ戦闘など、独自の魅力を余す事無く引き継いでいて申し分無し。前作では目に見えない形で行われていた敵のロックオンが照準付きとなり、誰を狙っているか分かり易くなったなど、細かい所でも改善が図られていて、今作で基本システムは完成の域に達したと思う。 また、ダンジョンも仕掛けが豊富、且つ全体的にボリュームアップ。更に敵の迎撃や防衛などを行うミッションについても、その数が大幅に増えるなど、ゲーム展開の構成についても、今回で一応の完成を見せた気がする。特にダンジョンは前作では乏しかった高低差を活かした仕掛けを増やすなど、3Dらしさが全面に発揮されてたのが良かった。仕掛けも水中、溶岩地帯、重力変化など、かなり多彩になり、ダンジョンそのものの華やかさ向上に貢献してたと思う。ロックマン好きとしては今回、ボスラッシュが用意されていたのもポイント高し。やっぱり、ロックマンと言ったらあれがお約束だよね。。入ってて嬉しかったです。。 地味なところだけど、ダンジョンの仕掛けが増えたとは言え、謎解きが控え目なものに徹してたのも好印象。RPGとは言え、ロックマンという事でアクションゲームとしての手応えを重視した設計で最後までダレる事無く楽しめて良かった。。 その他、3Dフィールドが前作にも増して広大になった点、リアルタイムムービーの大幅なクオリティ上昇なども素晴らしかった。先のボスラッシュ追加によって、ボス戦が増えたのも個人的に嬉しかった。 ただ、操作性は前作より落ちたかな。ロックオンのオートモードで、狙いを付けたい敵以外をロックしたり、視点がズレてしまったりなど、ちと不備が目だった気がする。また、特殊武器の開発費が常軌を逸した高額、ストーリーが終盤以降からプレイヤー置いてきぼりの展開になるなどもどうにかならんかったのかと思う。特にストーリーは前作から色々急展開し過ぎじゃないか…。相変わらず登場人物達は個性的な面子ばかりで面白かったけど。 まあ、そんな欠点もあったけど、総評としては十分に良作。3Dのロックマンとしての基本的なお約束が固められた感のある、完成度の高い一本でした。これで折角、システムが完成の域に達したのにシリーズ打ち止めになってしまったのは残念。 売り上げ不振でそうなって仕方が無かったのは、重々承知してるけど。 是非、いつかリベンジして欲しいものですな。…DASH3にて。 しかし、ユーナの声優が『サラリーマンNEO』のあの方とは何という変化球。。 というか、当時はアイドルとして活躍してたんですよね…。 ![]() 昨年11月の購入以降、放置しっぱなしだった『エクシズ・フォルス』もやっとセシリア編クリア。まだレーヴァント編が残ってるけど…何か、どちらで進めても終盤は共通のようなので(分岐で変化するが)、後回しにして一旦終了にしておく。 感想としては、色んな意味でスティングらしからぬ作りのRPG。驚くほどスピーディなゲームテンポ、無駄に難解でないシステム、比較的温めの難易度と、快適さと遊び易さへの徹底したこだわりが炸裂していて、凄くプレイしていて気持ち良い作品だった。 特にスピーディなゲームテンポは圧巻の一言。ロード時間短め(インストールすれば更に短縮)、戦闘は倍速モードを使えば僅か10秒程度で決着するなど、プレイ中にストレスを覚えるような所がほとんど無かった。更にシンボルエンカウント方式(マップ上の敵と接触すると戦闘開始になる方式)の起用により、無駄な戦闘を避ける事も容易、レベルアップすると体力とMP(今作ではRP)が完全回復するなど、地味な所にもテンポ向上の気配りが成されてる徹底振り。 何かとシステムや演出に凝る傾向のあるスティングとは、良い意味でらしくないユーザー第一の作りで、実に衝撃的だった。元々、PSP版ユグドラやDS版インザナで、スティングのゲームテンポに対する姿勢は大きく変わってきているのだけど、今作ではそれが更なる飛躍を遂げたように感じた。 しかし、テンポの良さを第一にしてるとは言え、やっぱりスティングはスティングというべきか。道具・武器屋、そしてお金の概念が無く、装備品やアイテム全般は素材の合成で作り出す、装備品の強化など、細かいシステムは相変わらずの独特さ全開で苦笑いしてしまった。でもそんな複雑じゃなく、手軽に触れるものになってた点は見事。中でも装備品の強化システムは、難易度調整機能も兼ねていたのもユニークだった。シビアな戦いを楽しみたければ強化を行わない、サクサク進めたければ強化を徹底して行うなど、このシステムはなかなか革新的だったと思う。 戦闘システムもコマンド方式ながら、属性の概念だったり、一定の攻撃を重ねていく事で強力な一撃が放てるようになる『エクシズチャージ』など、相変わらずな作りで印象的だった。でも、エクシズチャージは難易度の緩さのせいであまり機能してなかったのは気になったかも。属性もちょっと種類が多い&関連武器や技の数が多過ぎるので、もう少しシンプルにすべきだったと思う。発想は悪くなかっただけに惜しい。 その他、戦闘で全滅したらタイトル画面に戻るというのもちと不便だったかな。これはリトライによる再開にした方が遥かに良かったと思う。 あと、ストーリーにしても専門用語多過ぎ。筋は王道だったんだけど、全容を理解するのに一苦労だった。これはもっと抑えて欲しかった…。戦闘、ムービー限定のボイス演出も、ラフィルトの声優の演技がねぇ…。ちゃんと男の子に成り切れる人を選べよ、って言いたい。 まあ、あと一歩な所も多いけど…全体的には安定した出来。グラフィック、音楽とかもなかなかの質だったし、ボリュームもお手頃。総評としては十分過ぎるほどの良作だったと思う。システム的にも今後の進化に期待のかかる部分があったし、可能なら是非、続編が出て欲しいですな。スティングの新たな柱として成長して行ってくれると良いな。。 それにしても、発売当時…何故にCEROが「B(12歳以上対象)」なんだろと気になってたけど、原因はあのベルベットというキャラの衣装か…。 うん…あれじゃBになっても仕方ないと思うよ。 正直、目のやり場に困った。
by box057
| 2010-07-18 19:13
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