2010年 02月 07日
--- 本館更新情報 ---
◆『Review Box』を更新。 ⇒WILD ARMS XF(ワイルドアームズ クロスファイア)(PSP) ◆『Secret Data Box』を更新。 ※ゲーム悪役データ集 ⇒8人追加 ※マイナーゲーム攻略集 ⇒『SPACE INVADERS GET EVEN ~逆襲のスペースインベーダー~』:攻略集 ※ゲーム情報番組データ集 ⇒スーパーマリオクラブ (スーパーマリオスタジアム、64マリオスタジアム、マリオスクール) ⇒新・電子立国第四回 ビデオゲーム巨富の攻防 --- 積みゲー進捗 --- ◆コロぱた(NDS)<クリア> ◆スペースパズルボブル(NDS)<クリア(ストーリー)> ◆戦場のヴァルキュリア(PS3) ◆ゲームセンターCX 有野の挑戦状2(NDS) <追加> ※無し 1ドット単位の調整が求められる積みゲーが全て終了。 そろそろゼルダに復帰しようか…。 『コロぱた』はまさにマゾゲーの傑作。 近年珍しい『開発者からの挑戦状』とも言うべき硬派過ぎる難易度、それに反した、ほのぼのとした世界観・ストーリーのギャップの激しさが凄く印象的だった。 特に難易度全般…具体的にはステージ1つ1つの作り込みの深さには最後まで驚かされっぱなし。似通ったネタが少なく、一つ一つが独立した個性を保つステージとして完成させられていたのには、スタッフの妥協無い姿勢とユーザーに挑戦状を投げかけようとする本気が伝わってきた。また、いわゆるチュートリアルとか、そう言った救済処置を一切入れず、ヒントにしても簡潔にするなど、徹底してマゾゲーとしてのらしさを貫いてたのも好感触。 悪く言えば配慮に欠けてるとも言えるけど、中途半端に親切にせず、徹底してマゾの姿勢を強調させようとする漢気は、最近のゲームじゃ見られない「俺たちはこれで行くんだ!」というこだわりが炸裂していて気持ち良かった。何と言うか、ここまで中身にブレの無いゲームというのも久々に遊んだ気がする。 あと単にマゾいだけでなく、試行錯誤を重ねていくにつれ、解法が見えるようになっていくバランス調整も見事。ストーリーもキャラクターが立ってて展開も含め、よく出来てたし、ラストは地味に深いものがあって印象的だった。けん引役としても申し分なく、プレイヤーのモチベーションを保つ配慮として機能してたのもグッド。正直、最初はおまけ程度なのかな…と思ったのだけど、このオチは予想してなかったぜ…。 その他、ドット絵全開のグラフィックの質の高さは言うまでも無く、音楽もなかなかの良曲揃いでグッド。操作もタッチペンオンリーながら、違和感の無い仕上がりで申し分無し。 でも強いて言うなら、ステージクリア時に模範回答を用意して欲しかったのと、オブジェクトを配置できない所に設置すると、強制的にキャンセル扱いとなり、再度選び直す必要が生じる点はどうにかして欲しかったかな…。 ストーリーだけを鑑賞できるモードもあって良かった気がする。 でも、総評としては大満足も大満足。 難易度がマゾいんで万人にはお薦めできないけど、間違いなく傑作と言っても全くおかしくない、実に秀逸な逸品でした。 これほど作り込まれたゲームを世に送り出したラックプラスさんからは、今後とも目が離せない。まさに期待の新星、現る。次回作も楽しみだ。。 それまでは一昨日より始まった、Wi-Fi配信ステージをゆるりと楽しむとする。。 あと、最短ルート攻略とかもしてみようかな。。 地味ながらこのゲーム、二周目の負担が弱いのも嬉しいんだよね。 コロぱたと同様にドット単位の調整が肝となるゲーム二本目、『スペースパズルボブル』も結構な秀作だった。 というかこれ、何で巷じゃ完全にそっぽ向かれてるんだ!? 確かに操作回りに癖があるとは言え、ルールはシンプルで凄く取っ付き易いし、バランスもやや運に左右される部分はありながら、結構、練られてるなど作りはかなり丁寧。 ゲームモードも純粋なパズルボブルが楽しめるモードのほか、ストーリーモードなるパズルゲームとしては前代未聞のボス戦が楽しめるモードがあったり、ライバルとの対戦するモードに詰め将棋なモードもありと、至れり尽くせりで、ボリュームが半端無い。正直、パズルゲームにしては充実し過ぎと言っても全然おかしくないほど。 特にストーリーモードは、単純にバブルを消してくだけでなく、アイテム回収の要素があったり、先のボス戦があったりと、単純なパズルのようでそうでない、奥深いものに仕上がっていて面白い。注目のボスも個性豊かで、攻撃パターンなど独自の臨場感と迫力を演出してるほか、何処と無くシューティングっぽい味に秀でてるのが印象的。スペースインベーダーならぬ、スペースパズルボブルとはよく言ったものだなと。。 ここまでパズルゲームとして革新的な事に挑戦しつつ、綺麗に新たなゲーム性を確立させてたのが評価されてないとか…とんでもない。 それ以外にやり込み要素も無駄に多いし、グラフィックや音楽の質も総じて高め。タイトーファン向けのサービスも豊富で、昔のパズルボブルと同じグラフィックに出来るとか、こだわり過ぎにも限度がある。 バランスの運要素、狙い撃ちの難しさとか、やや癖の強い一面もあるけど、これは…素直に傑作と評価しておかしくない逸品じゃないかと。 何故、これほどよく出来たゲームが…注目されなかったのか、謎で仕方が無い。SIE(スペースインベーダーエクストリーム)シリーズにしたって、宣伝が弱くとも一定の注目は浴びたというにどうして…。本当、それが気になってしょうがない一本だった。。 これはもっと…評価されるべきだろ…。 特に往年のパズルボブルをやり込んだ人には。 こんなによく出来てるのに全然遊んでもらえてないとか、惨過ぎる…。 今だと入手がし難い状況になってるから余計に。 どうして、こうなったのじゃ…。 そんな感じに…楽しかったけど、色々考えさせられるものがあるゲームでした。 単純に発売された時期が悪かったのもあったのかな…。 しかし、その話は別として、ランカースは良い仕事するね…。 こんなに出来が良いとなると、25日のワイズマンへの関心も高まる。 ……やはり、買っておくべきなのか。
by box057
| 2010-02-07 21:32
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