2009年 08月 09日
--- 本館更新情報 ---
◆『Review Box』を更新。 ⇒OZ -オズ-(PS2) ↑ もっと評価されるべき、隠れた傑作なんで支援です。 ◆『Secret Data Box』を更新。 ※テレビ番組等で密かに登場したゲームソフト&ゲーム機の記録 ⇒懺・さよなら絶望先生 --- 積みゲー進捗 --- ◆朧村正(Wii)<全シナリオクリア> ◆タクトオブマジック(Wii)<クリア> ◆悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印(NDS)<クリア> ◆ユグドラ・ユニオン(PSP) ◆Ys I & II Chronicles(PSP) <追加> ◆ホッタラケの島 カナタと虹色の鏡(NDS) ◆ロックマンエグゼ5 チーム・オブ・ブルース(GBA) ◆ロックマンエグゼ6 電脳獣ファルザー(GBA) プラスマイナスゼロ。 ![]() 『朧村正』はメチャクチャ面白かった。これは文句無しの傑作! マップ移動の面倒臭さなど、やや不満を感じたところもあったのだけど、豪快な剣術を直感的に繰り出せる抜群の操作性、昔ながらの2Dアクションの面白さに満ちた、一本道スタイルでテンポ良く進む本編の展開、そして舞台となるマップを彩る芸術的な2Dグラフィックのインパクトがもの凄く、つい魅了されてしまった。 特に本当、今作の代名詞とも言える2Dグラフィックは、神業としか他に表現のしようが無い。よくもまぁ、こんなに描き込んだよなと、溜息出っ放しだった。各地の店で売られている食べ物も、無駄に美味そうに描かれていて、腹が鳴ってしまったほど(笑)。そんな背景を見たいが為にゲームが止められないという感覚も、何か旅をしているかのような面白さがあって楽しかった。音楽聴きたさとか、ストーリーの顛末知りたさに進めた経験は多いけど、今作みたいにグラフィック見たさにゲームを進めたのって、何気に初めてだったかも…。 あと、芝居がかったシナリオも世界観の雰囲気にマッチしていて、なかなか。声優陣の演技もかなり気合いが入っていて、誰一人浮いている存在がなかったのも流石だった。中でも、百姫役の沢城みゆきがグッド。というか、ああも声の使い分けが上手い人だったとは全く知らなかったよ(汗)。オコジョさん、侮り難しとはこのことだな…(笑)。 他にも、やり込みの多さとか適度に温いバランスとか、感心した所はあるのだけど、割愛。『フラジール』に『セブンスドラゴン』、『ダン←ダム』と、今年はやたらハズレの多いオリジナルタイトルだけど、今作の出来の素晴らしさには本当、救われた気持ち。素晴らしいゲームをありがとう!…と声を大にして言いたくなる逸品でした。 最高の2DアクションRPGと言っても良いな、こりゃ。 ワリとゆったりと進めてしまったんで、今度はハイペースで2周目をやってみたい。その前に隠しEDの確認など、色々とあるけど。。 ![]() 『タクトオブマジック』も大変面白かった。これもまた、文句無しの傑作…という以前に、今年のゲームの中では三本の指に入る逸品! 魔法陣をリモコンで描くシステムもさることながら、温過ぎず難し過ぎずの絶妙なバランス、ネタに富んだマップ、そして王道一直線を極めながらも、ダークなタイトー節が効いたシナリオ(特に闇編)と、何処も彼処も、驚くほど丁寧に作られていて、感心しっぱなしだった。 任天堂製Wiiゲーム共通の問題点と言われる操作性も、リモコンとヌンチャクの持ち味を活かした仕上がりになっていて、何一つ無理矢理さがなかったのもポイント高し。『スーパーマリオギャラクシー』の操作感と同じ、自然な感触に満ちていたのが見事だった。 あと地味に驚いたのがボリューム。単にメインのストーリーだけで終わりかと思ってたら、クリア後に凄い量のサブシナリオ(外伝)が出て来て、思わず口が開いたままに…。魔法チャレンジとスコアアタックが、やり込みに当たる所かと思ってたら、まさかエピソードがそのメインだったとは思いもしなかった。以前の『ワリオランドシェイク』も、クリア後が凄かったけど、こっちはそれを超えたな。。。 というか、まだそのシナリオ、半分も終わってないし(汗)。 もう、どんだけ詰め込んでいるのかと。タイトーさん、限界に挑戦し過ぎですよ、突っ込みたくなる。。何か、改めてタイトーの凄さというのか、それを痛感させられましたよ…。 本当、全てにおいて「やり過ぎ・凄すぎ・面白過ぎ」の三拍子。 あらゆる意味で「参りました」な逸品だった。 こんなにも見事なゲームを直にプレイし始めなかった自分が憎い。それも踏まえて暫く、Wiiはこれをプレイし続けていこう…。新作は暫く控えめで。 あとこれ、仮に続編が出るのだったら、次はルーンの認識率の調整を入念にやって欲しい。土のルーンに風の上位ルーンとか、結構、認識し難かったので。あと、発動中に攻撃方向を変える操作も捻るじゃなくて、ポイントにして欲しい。まぁ、捻るでもいいんだけど。 そんなこんなで、ヒッソリと期待してます、続編。 ![]() 『悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印』は面白かったけど、バランス面で少し不満が残った。 序盤は悪くなかったんだけど、何か中盤以降から、雑魚敵とボスの強弱の差が激し過ぎて。妙に陰湿な攻撃を仕掛けてくる敵が多かったのは疑問だった。ボスはあの位の強さでいいとして、雑魚敵はもう少し弱くすべきだったのではないのかと。そこの釣り合いが取れてなかったのが、ちと残念だった。 また、今作の売りである魔法武器こと『グリフ』も、発想は面白いんだけど種類が少な過ぎた気が。使うとか使わないに限らず、もっと多くのグリフがあっても良いんじゃないのかと思った。何か、決まってこのグリフを使うみたいなパターンが多かっただけに。あと移動系のグリフが装備式だったのも、無駄な面倒臭さが出ていて、何故そうしたかの必要性を感じなかったし…。もう少し、ここは練り込むべきであったと思う。 ……と、何か不満だらけだけど、ゲーム自体はかなり楽しめた。 密かに探索型ドラキュラは今作が初めてだったんだけど、ここまでやり込み甲斐のある内容とは、ちょっと予想してなかった。特にアイテム集めやクエストなど、その辺の要素の深さは特筆モノ。隅々まで遊んでもらう為のネタの徹底振りが凄いな、と感心してしまった。 肝である探索が味わえるマップも、構成が入念に作り込まれていて、結構なやり応え。今回、悪魔城以外の地形が沢山登場するって辺りも、シリーズとしては新鮮だった。 また、グラフィックや音楽も総じて高水準で大満足。音楽はアレンジ曲が少なかったところがやや残念ではあったけど、新曲の出来がなかなかので良し。今も昔も、良い曲を収録するこだわりは健在か、と安心感が溢れていて嬉しかった。 操作性とかも文句無しだし、ボス戦もデカボスがいたりなど、コナミらしい、技術面でのこだわりが炸裂していてグッド。 バランスの粗とグリフの練りの甘さが残念ではあったけど、純粋にドラキュラとして、アクションゲームとしても大満足。極め甲斐のある、結構な傑作でした。 ドラキュラと言えば、ステージクリア…というイメージが自分の中では強かったけど、探索型もなかなかの面白さですな。 ここまで面白いのなら、他のシリーズもやってみなきゃ。 とりあえず、次は前作に当たる『ギャラリー~』に行ってみよう。 しかし、悪魔城ステージ前座のボスよ、キャラ変わり過ぎ(汗)。 「この馬鹿弟子がああ!」って、あんたは東●不敗か(笑)。 遂にDSにも降臨してしまった、アナゴさん(若本規夫)演ずるドラキュラ(調べたところ、ギャラリーでもドラキュラを演じているようで…)と、俊彦さんの狂った演技もかなりのものだったけど、あれの破壊力は反則。。 今や、ドラキュラもお笑いに走る時代なのか。。 ……『ギャラリー~』にも、そんなのがあるんだろうか…。
by box057
| 2009-08-09 23:04
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