2008年 12月 13日
今週、進展のあった積みゲー達。
◆GLORY DAYS 遊撃のHERO(NDS)<挫折> ◆ポケモン不思議のダンジョン 闇の探検隊(NDS)<クリア> ◆ジグソーワールド 大激闘!ジグバトル・ヒーローズ(NDS)<クリア> ◆ゴッド・オブ・ウォー 落日の悲愴曲(PSP)<クリア> ◆流星のロックマン2 ベルセルク×シノビ(NDS)<クリア> ◆影之伝説 THE LEGEND OF KAGE 2(NDS)<追加…と思ったらクリア(影編)> ◆装星機ガジェットロボ(NDS)<追加> ◆ロックマンロックマン(PSP)<追加> 何と、一気に6本終結!(その為、本日の日記はパス…。) しかしその内の一本、『GLORY DAYS』だけは悔しいけどクリア断念。 粘りに粘ったんですが…もう、嫌になってしまいました…。 とりあえずまずはこれの感想から先に。 単刀直入に言わせて頂く。これは駄作スレスレの惜しゲー…。 シューティングとRTSを融合させたゲームシステムは文句無しに面白いんだけど、肝心のゲームバランスが壊れてるも同然。前半こそそこそこ良い感じだったんだけど、後半に来て「持久戦!」…みたいな「この猛攻に耐え続ければクリアできる」みたいな雑なバランスにシフトし、それで一気にプレイする気が萎えてしまった。 厳密にはミッション14でその挫折したんだけど、あそこは冗談抜きに酷過ぎ。 何だよ…敵機を潰しても潰しても戦局が不利になる一方、しかも他に有効な手がないので粘るしかないとか。 (もうかれこれ、100回以上は挑戦した気がするけど、全く勝機が見えてこない…) システムこそまるで違うが、同じRTS系ゲームである『突撃FCW』とかは例え、戦局的に不利なシチュエーションであっても、ちゃんと戦略とテクニック次第では一瞬で突破できるバランスを堅持してたのに、猛攻に耐えた者こそが勝利を経るとか苦行も同然でしょ…。 どこが”戦略”アクションゲームなんですか…。 前半のバランスとかは本当、申し分が無かったのに、このクリアしようという気持ちを完膚なきまで消失させる雑過ぎる作りにはただ、呆れるばかり。 本当にどうしようもないゲームでした。 「海外で高評価を獲得!」とかいうキャッチコピーに偽りあり過ぎ。きっと、高評価と言っても触りだけプレイしただけのレビューだったんだろうな…。 雑誌の評価って本当、当てにならない。 というか、それ以前にインターチャネルのスタッフ、ローカライズは真面目にやってください。 これ結局、ゲーム中の文章を日本語に直すしかやらなかったんでしょう? バランス周りとか、到底日本向けとは言い難いものだったし。 その辺もちゃんと考慮した上でのローカライズを心掛けてくださいよ。 流石にこれでは手抜きと言われても仕方がない…。 (ちなみにシステム自体は気に入った上、対戦ツールとしては使えそうな気がするんで 売却はしない。気が向いたらリベンジにも走ってみようと思う…。) とにかく、これと同じ日に買った『キミの勇者』は挫折オチにならぬ事を祈る。 そっちは素直に良作で収束してくれ…。 で、ここからクリアできたゲームの感想。 まずは『ポケモン不思議のダンジョン』だけど…これは、日曜に言った通り。 個人的にだけど、今回は正直…ストーリーでは全く泣けなかった。 そもそもね…、この手の話は過去に別のゲーム…題名挙げちゃうと『ドラゴンナイト4』で体験済みなんですよ(汗)。それと比較したら(比較する事自体場違いだけど)、こっちはご都合主義の連続で固められた如何にもな作りになってしまってて、かなり物足りなかった。 まぁ、ポケモンなのだから、そんな『ドラゴンナイト4』みたいな悲し過ぎる話が無理なのは十分、理解してるけどね…。 (それでもやっぱり、あのオチは納得行かんのよ…あのオチは…。) あと肝心の内容も思ったほど、前作からの変化が少なかった…つまり、修正パッチを当てたに過ぎない作りに終始してしまっていてちと消化不良。 仲間の切り替えが容易になったとか、インターフェースはそれなりに向上してたけど正直、もうちょっと冒険しても良かったんじゃないかな。 それとバランス周りも、技の命中率が極端に下げられていて思わず疑問符。前作はこんなに低くなかったはずなのに、何故にこうも下げたのやら?10発連続でミスるとか、しょっちゅうあったし…。更に今回はラスボスが明らかにおかしな強さ(とある攻撃の破壊力が異常)だったし。あれはどう考えても調整をしくじったのではないのか…。それ以外はまあまあだったのに。前作基準を貫いて頂きたかったな…。 でもまぁ、そんな感じに…色々と前作と比較して衰えたところもありはしたけど、総合的には満足。やっぱり、ポケモンと不思議のダンジョンのシステムは相性が良い、それを再認識させてくれる傑作でした。ストーリーは個人的には物足りなかったけど、総合的に見れば良く出来てたし、また相変わらず演出と音楽も素晴らしかったし。 (つうか今回の音楽はポケモンと言うよりは、シレンの匂いが強過ぎた気がする…) 次回作はあるのかどうか分からないけど、あるのならば今度はもっと更なる進化を遂げた内容を期待したいところ。今回のように変えないのもアリだけど、流石に何度も同じじゃつまらない。次はもっと魅せてください。でもその際、バランス調整に関しては慎重に…。 ところで以前「歩行速度が以前より遅くなった」とか言ってたけど、これは単にオプションで 設定し忘れてたが故の勘違いでした(汗)。失礼しました…。 次の二本目、『ジグソーワールド』もなかなかの傑作だった。 特にジグソーパズルとアクションゲームを融合させた他に類を見ないシステムと地味にカオスで緩いストーリー、そしてスーファミ臭さ全開の良質な音楽がグッド。ゲームバランスも適度に緩く、更に操作性も複雑でないなどの配慮も効いていて、非常に遊び易かった。 また日本一ソフトウェアの売りとも言えるやり込み要素も複数のメインストーリー攻略に絵のトリビア集めと、相変わらずの詰め込みっぷりでビックリ。 何気にデモシーンとか、一部はフルボイスであったり、更にあの特典でもらったCDの歌が流れたりと、演出周りも結構凝ってて凄かった。 オープニングでいきなり碇ゲンドウの声(本人)によるナレーションとか(笑)。これには流石に吹いてしまいましたよ。凄いキャスティングをしたもんだ…。 ともあれ…1ステージのプレイが長かったり(というか、どうひいき目に見ても絵のサイズがでか過ぎ)、ピースの正確な位置が分かる必殺技が微妙に反則気味だったり、あとはボイスを消すオプションが付いてなかったり、色々と不備もあったのは残念ではあったけど、それを含めて愛したくなる魅力があるのは、この遊び易さの賜物か。 とにかく、あまり話題にならなかったのが不思議でならない傑作でした。好みは分かれるけど、これはDSを持ってるユーザーなら一度は遊んでみるべきだと思う。 是非、お近くのお店のワゴンで投売りされていた際には確保に走ってみてください。 しかし…このゲームでもくまたんの声(その声優まで出てる)を聴くハメになるとは思いもしなかった(笑)。これだからマイナーなゲームってのは侮れない。 その次の三本目…『ゴッド・オブ・ウォー』に関してはただ一言。 PSPでも最強であることに変わりは無し! ……けど。正直、物足りなかった。 というか、どうひいき目に見ても全体的なボリュームが短過ぎ。正伝シリーズは大体10~12時間ぐらいはかかる適切な量だったのに、今回はその半分(5~6時間)とか…。しかも、今回は謎解きよりも敵との戦闘ばかりの内容だったので、パズルで1時間強も画面と睨めっこをすることもそんなにあらず。幾ら外伝だから、そしてPSPの限界に挑戦したから…とは言うものの、これは頂けなかった。 多少、画質の低下を招くにしても、最低7~8時間ぐらいのボリュームにし、展開も謎解きと戦闘の丁度良いバランスを維持してもらいたかったな…。特に最低限、後者は順守して欲しかった。戦闘と謎解きのバランスの丁度良さこそがこのシリーズの醍醐味でもあるから。 でも、物足りなかったとは言え、総合的には大満足。PSPでもゴッド・オブ・ウォーの味はそのままで、改めて開発スタッフの技量の高さを思い知らされた次第です。 続編が出るかどうかは分からないけど、あるのだとしたら今回の不満点を解消したものを望みたい。でも、その前に正伝の3が出ちゃうだろうけど…。 急いでPS3、確保しとかんといかんな…。 更に四本目、ポケダンと同じく随分と時間がかかった『流星のロックマン2』は、ちょっと歪んだ進化を遂げた続編としての印象が根深く残った。 要はエンカウント率なんだけど、流石に今回は高く設定し過ぎたとしか。 この流星、そして前身に当たるエグゼは戦闘をこなした末に得られる対価が通常のRPG以上に低い…キャラが爆発的に成長する訳でもなく、カードが増えてお金が増えるだけという特性を持つRPGなのだから、それを念頭に置いた上で低めに抑えて欲しかった。 今回は戦闘の難易度も少し高めに設定されていたただけに、慣れてない人にとっては最悪、挫折の要因ともなっていたから。 ただ、どうもバミューダラビリンスのエリアだけ極端にエンカウント率が低かったり、スカイウェーブのエリア全般だけエンカウント率が極端に高い所を見る限りでは、単にスタッフが調整を誤っただけだったのかもしれないけど。 どちらにせよ、ここだけは1基準を貫いて欲しかったな…。 それ以外の所に関しては特に言う事なし。程好くカードの使用頻度を向上させるのを目的に上手く調整された戦闘バランス、マップ上からのタッチペンイベントの大幅カット、電波世界の劇的なリニューアルなどは総じて好印象だった。特に電波世界のマップデザインは秀逸の一言。電波そのものの特性を活かした自由奔放さが実に刺激的だった。このデザインは普通に前作ですべきだったんんじゃないのかな…。 あとシリーズの魅力であるシナリオも正直、今回は弱くなった感じがあったけど、前作独自のテイスト(暗い描写等)を残した作りになってたのが救い。けど、欲を言うならばもう少し、暗い内容にして欲しかったかな…。まぁ、贅沢な望みではあるけどね。 何にせよ、前作には劣るけど…総合的に今回もそこそこ楽しめた一本でした。 今回もシンプルでありながら奥深い、RPGロックマンをありがとうございました。 ある程度休んだ後、続編にして新作の3に挑むとしましょう。こちらでは、今回の欠点がほぼ改善されている事を祈るぜ…。そして、シナリオもそこそこ重めである事を。 それにしても…、とうとうロックマンにもムー大陸が出てきてしまうとはね…。 昔は漫画だけの話(かつてコミックボンボンでムー大陸を蘇らせたワイリーにロックマンが挑むという読みきり漫画があった)だったのに…、時代は進んだものです。 ……というか、今回のシナリオ担当者って、まさかそのボンボンの漫画に影響を受けて今回の話を作ったのかな…?だとしたら、グッジョブっす(笑)。 そしてラスト、積みゲーになったかと思われた『影之伝説』。 結局、それにならずであっさり終わってしまった。 感想としては、ただひたすらに堅実…の一言。 バランス然り、アクション然り、全てが古き良き時代のゲームらしいもの(いわゆる緻密さを求めたもの)でまとめられていて、安心感溢れる作りだった。ファミコンの『影之伝説』とはシステム、ゲーム性共に完全な別物ではあるけど、これはこれで面白い。 売りである二画面の活かし方も演出としての効果が強めだったけど、忍者らしい脅威の身体能力の醍醐味を押し出したまとめ方で好印象。その醍醐味を出す為に1ステージのスケールがでか過ぎ、ジャンプした際に着地点の確認がし難かったりしたのは地味に気になったけど、それによる大きな事故(即死など)とかはそんな頻繁に起こるものじゃなかったのも、緻密な調整が行われてるのを感じ取れて素晴らしかった。 術の切り替えが煩わしかったり、天井張り付きのアクションが完全な空気(使用場面にまるで恵まれない)だったのは残念ながらフォローのしようがないけど、それを抜きにしても出来自体は良質。音楽もゲームミュージックらしさ爆発(ちゃんとファミコンの影之伝説の曲もありました)、ボス戦もいずれも熱い作りであるなど、基本もバッチリと申し分なし。 久々に時間を忘れて熱中できた傑作でした。 ……これは正直、魂斗羅DSの次にゲットしておくんだったな…。 今更ながら『バンガイオー魂』を選んでしまった自分の判断に後悔…。 春は春らしく、桜で始めとくんだった…。 ともあれ、終わったのは影編だけなので、近いうちにも残りの千尋編も始めたい。 こっちはどんな内容なのやら…。 しかし、タイトー節全開なエンディングは大爆笑。 本当、タイトーって好きだよなぁ…この手の結末。 まぁ…そこが良いんだけど(笑)。 そんなこんなで、またもタイトーの個人的株価急上昇。 もう、今度から”タイトーさん”と呼ばせて頂きます(笑)。 今年は本当に素晴らしいゲームばかりを楽しませてもらい、ありがとうございました。 来年も宜しくお願いします。
by box057
| 2008-12-13 21:47
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