2008年 12月 23日
『キミの勇者』がまだだけど『流星のロックマン3』を始めた今日この頃。
しかし、今日に取り上げるのはその話題であらず。 オプーナくんです。 随分遅くなってしまったけど本日、遂にクリアした。 本来ならば別記事の方で感想を書くけど、語らずにはいられなかったので本日に。 この間の『ベルサガ』風で行ってみます。 そんなこんなでさいひささん、長らくお待たせいたしました(笑)。 これと同時に貴方に対する裁きも下させて頂きます。(?) ◆とってもお洒落だけど、何処か汚い雰囲気も漂う素敵なRPG 題名と被るけど、見た目は凄くお洒落。だけど所々に汚らしさ…厳密に言うとストーリーで、重苦しい表現があったりして、一口でそうだとは言い切れない、独特の雰囲気が素晴らしいロールプレイングゲームでした。 作り自体は今でなく、一昔前…スーパーファミコン時代のRPGっぽくてやや古臭いんだけど、独自の世界観が醸し出す先の素敵な空気感、世界を冒険する面白さと言った、今のRPGでは希少なものとなってしまった元来の良さが活かされていたのには素直に感動。 個人的にはMOTHERシリーズの新作を遊んだかのような錯覚を受けました。 というよりはむしろ、これがMOTHERの名を語っても全然おかしくないのでは?と思ってしまうほど、MOTHERらしかった。地味ながら、これの影響なのかMOTHER3はMOTHERの名を語らんでも良いだろとか、思うようになってしまいました(笑)。 何でこのスタッフがMOTHERを作らなかったんでしょう…。 ◆痒い所まで手の届いた、秀逸なサポートシステム メニュー画面から買い物ができたり、高速移動ができる乗り物があったり、マップ上の至る所にセーブポイントと全回復ポイントが設置されていたりなど、痒い所にまで手の届いた作り込みには本当に感心しっぱなしだった。 個人的に感動したのはセーブポイントの配置の整合性。これが実に素晴らしかった。 好きな時にすぐセーブできる便利さもさることながら、街などがあるドーム内は安全な場所だから沢山設置されているのに対し、外のフィールドは危険な世界だからあってもほんの僅かと、元の世界観を上手く設置に活かしていたのにはもの凄いこだわりを感じました。そのおかげで、ドームと外の明確な雰囲気の差別化が図られていたのもグッド。久々に巧みの技を見せつけられた気分に浸れました。 あと今作は総じてエンカウント率が高いんだけど、これを無くす(つまり敵と一切遭遇しないようにする)アイテム『ハイドミスト』があり、しかもこれが先のメニュー画面のショップから常に購入でき、早くボスの所まで行きたい時、経験値稼ぎを行いたい時の気持ちに合わせたプレイスタイルの変更が自由に行えるようになっていたのも素晴らしかった。 ちょっとミストの効果時間が短いかな…とは思ったけど、あの安価を考えればこれも妥当。 説得力を強める配慮が上手いなぁ…と、スタッフのセンスには脱帽です。 ◆狙う角度と素早い判断が要される、斬新なアクティブボンボンバトル これは前にも語ったけど、最後の最後まで大いに楽しませて頂きました。 何と言っても、いちいちコマンドを選択する必要が無く、素早く戦闘を行って終了できる抜群のテンポの良さが素晴らしかった。 単にボンボンを投げるのみならず、敵によっては角度を上手く調整しないと当たらない敵がいたり、また最初から狙う方向を考えて戦わないと爆弾に命中し、瀕死に追い込まれる戦闘があったりと、バランス調整の面でもしっかりと考えられていたのがお見事。 敵が行動する瞬間にボンボンを当て、行動を阻止できると言った要素も戦略性とアクションゲームさならがの面白さがあって楽しかった。 強いて言うならば、若干パワーバランス気味になってたのと中盤のバグ退治の戦闘の難易度が高かったのが気になったけど、あまり難し過ぎるとそれもそれでユーザーの腕の差が開き過ぎてしまう可能性もあるから、これが妥当と言った所かな。 とにかく、これで終わらせるのは冗談抜きに勿体無いと思った凄く良いシステムでした。 バテンのようにこれ、もっと詰めてみるべきっすよ。 ◆Wii史上、(個人的に)最高の音楽 大げさかもしれないけど、今までプレイしたWiiのゲームの中で一番素晴らしかった。 崎元さん、良い仕事し過ぎです! 従来のオーケストラとは打って変わった、まさに『癒し系』とも言える楽曲の数々は名曲揃いで、最後の最後まで魅了されっぱなしでした。 (しかしラスボス戦だけはいつもの崎元節全開です(笑)。) 更に意外な事に他にもコンポーザーとして相方(?)である岩田 匡治さん、更には並木学さんまで参加されていてビックリ!ベイシスケイブの本気を見せ付けられました。 個人的なお気に入りは何と言っても終盤のパルチザンのアジトですな…。 あれは文句無しの名曲。 あとアルティエラ・ライセンスセンター、そのアレンジであるフォンティーヌの村も実に素晴らしかった。どっちもインパクト強過ぎです。(どっちかと言うと後者かな…) しかし、こんなにも素晴らしい名曲ばかりでありながら、サントラが未だ出て無いってのは何の冗談だ?どう考えてもおかしいだろ! 正直、1年経った今でも来年でも構わない。是非、出して欲しい。 出た暁には絶対に買いますから。 そんなサントラ販売実現と今作支援の為…イレギュラーだけど、今作の素晴らしい曲の一部(先のアルティエラ・ライセンスセンターとパルチザンのアジト)を下記に掲載。 (Youtubeにある動画へのリンクです) (アルティエラ・ライセンスセンター) (パルチザンのアジト) もし、これを聴いて「やってみたい」と思った人は今すぐゴー。 そして、サントラの発売を懇願しましょう! ◆やっぱり可愛いオプーナくん(笑) 人それぞれ好みは分かれるけど、やっぱり…最後の最後まで可愛い子でした(笑)。 人や動物に話しかける時に顔を向ける仕草とか、地味に癒される。 序盤でボンボンの使い方で見せられた妹のポリーナも想像以上のキャラで大満足。 でも、まさかあんな展開が待ち受けているとは思いもしなかったな…。 (詳しくはゲーム本編で) ◆オールドファンならばストライク。現代RPG慣れた方には賛否が分かれる。 正直、最後のエンディング全般の演出が足りなさ過ぎた(クリア後のシナリオによるフォローがあっただけ、マシだけど)のは残念。他にももう少しカーソルのスピードは早くすべきだった事、あと終盤にとあるライセンスの取得が必要となる展開も惜しかった。 特に後者の下りは事前のフォローを入れて欲しかったの一言。ああもラスト間際で「そのライセンスを取ってきてくれ」とか来られちゃ、テンションも下がるよ…。 でも、それを抜きにしても総評は文句無しに名作。細かい所まで丁寧に作り込まれたRPGでした。好みは分かれるとは思うけど、Wiiを持ってるユーザーならば是非、遊んでみて欲しい一本であることに間違いなし。特に昔ながらのRPGが好きな方にお薦めです。逆にムービーとかの派手な演出やストーリーを求めるユーザーの方は馴染めないかも。 そこそこ賛否の分かれる内容なので、そこは念頭に置いときましょう。 ちなみに個人的には大満足。メトロイドプライム3でまた微妙な空気に汚染されかけていた我が家のWiiを再起させてくれた救世主でした。 やはり、Wiiのゲームは任天堂以外のところに良作がある! 今後もその辺を中心に集めていくべきですな…。もう、こうも立て続けにサードのゲームに救われ続けてしまっちゃ、信用も失うよ(>任天堂)。 もういい加減、下手にWiiリモコンを活かそうとする無茶振りは抑えなさい…。 あともう一つ苦言。 今作は至る所でネタキャラ扱いされてるけどさ…、ふざけんじゃない…と。 確かに50万本の宣言とか、されても仕方が無い背景とかあるけどね、そのせいで駄作の風評が流れてたりとか、要らぬ害が広がり過ぎてるんだよ。 何でこんなにも良い作品が、そこまで酷い仕打ちを喰らわねばならないんだ? …… それはさいひささん、あなたも例外ではない。 このような素晴らしい名作をお薦めしてくれたのは有り難いです。大感謝です。 しかし、要らぬ風評を広める行為に手を貸していた事実は断じて許されない。 私から裁きを下しましょう。 これだけは絶対に遊んでおきなさい。 ネタ扱いした者が受ける宿命(さだめ)です。 そして、遊んで一通りクリアした暁にはネタ扱いするのを直ちに止めてください。 例え世間が許しても…私が許さん! 是非、自分の目で真実をご覧になってみてください…。 …… そんなこんなでWiiユーザーの皆さん、どうかオプーナくんに愛の手を。 #
by box057
| 2008-12-23 23:37
2008年 12月 20日
ミケ(家の三毛猫)の足の動きが気になった今日この頃。
◆任天堂、「ニンテンドーDSiウェア」「ちょっとDr.MARIO」など13タイトルの配信を12月24日より開始(Game Watch) 今更ながらな話題だけど、初めだけにラインナップが弱いな。 というか、『紙ヒコーキ』に『鳥とマメ(PYORO)』とか、元々『メイド・イン・ワリオ』にあったものわざわざ新作として配信する意味が分からない。それ以前に苦し過ぎる。 この二つは無理に出す必要、無かったんじゃないのかな…。 とりあえず、現時点ではDLしたいと思えるものが無いから見送り。 かの『Wiiウェア』も後から良くなって行っただけに、今後の配信に期待という事で。『逆襲のスペースインベーダー』や『ロックマン9』みたいな力作がいつか出てくる事を祈ります。 ……というか、Wiiウェアと言えば、 ◆ロストウィンズ(公式サイト) これ、来週配信なんだよね…。 直にでもプレイしたいんだけど、積みゲーがあるんでできないのがもどかしい。 来年1月にDLだな…。 #
by box057
| 2008-12-20 22:07
| 日記 / ゲームネタ
2008年 12月 20日
久々にPS2のレビューという事で『エクステーゼ』をアップ。 何だかレビューの方では散々言ってしまってますけど、それなりによく出来たアクションRPGです。あまり複雑でない、シンプルにアクションRPGを遊びたいと言う方にはこの上ないほど適した逸品となってますので、機会がありましたら是非、お試しください。 シリーズ未経験でも、繋がりとかもほとんどない(ちょっとある程度)なのでご安心のほどを。 現に、ここに正伝シリーズ未経験でも遊べてる人間がいるんで(おい)。 というか、サモンナイトは外伝しかプレイしていない自分も相当捻くれてるよな…と自問自答。今年はもう無理にせよ、来年辺りにはいい加減、正伝にもチャレンジしてみようかな。 丁度、DSの方でリメイクも出ていることだし。 かと言って、この外伝に走る可能性(※音が出るので注意)も無きにしも非ずだけど。 そんな感じに来年の予定をあれこれ考え始めた今日この頃です。 --- 今週アップしたレビューへのリンク --- ◆サモンナイトエクステーゼ 夜明けの翼 #
by box057
| 2008-12-20 22:03
2008年 12月 20日
本館もですが、次回の更新は大晦日当日(31日)となります。
そんなお知らせを先に話して、今週に進展のあった積みゲー達を。 ◆オプーナ(Wii) ◆ブームブロックス(Wii) ◆キミの勇者(NDS) ◆ロックマンロックマン(PSP) 消化ラッシュの先週から一転し、今週にクリアしたものは一つもなし。 けど、四本とも既に終盤。 年内クリアは間違いない…と思う。 というか、先日にこれらの積みゲーは年内に終わらせるとか宣言した次第だけど、何か意外にできちゃいそうだ…。 最低目標として掲げた5本もかなり順調だし。(コトバトルだけ除く) 昨年はほとんど目標が達せずに年を越すハメになっただけに、今年はあらかた目標を達成した上で、来年を迎えたいところですな…。 ちなみに話は変わりますが来年は喪中の為、新年の挨拶は控えさせて頂きます。 少し言うのが遅くなってしまいましたが…、お知らせという事で。 #
by box057
| 2008-12-20 22:00
2008年 12月 16日
そろそろ飲んどかないとな…と思い、帰り道に購入してきた。 何気にポーションは、三シリーズ全て飲んでる自分。 第一弾はその得体の知れぬ不味さで一躍伝説となり、第二弾はオロナミンC風の味となって平凡なものへと変貌を遂げてしまったこれ。 果たして、気になる最新第三弾は…と不安を抱きながら早速、試飲。 そして一通り飲み終わって出てきた感想。 …… マスカットジュースだ。 かつては伝説とまで呼ばれた飲料も、丸く収まってしまったものですな…。 (でも、そうとは言い切れない、独特の後味があるんだけど…。) というか、これって…まさかギャグなのか? 『ディシディア』にかけた。 武闘でぶどうという…。 …… ともあれ、『ディシディア ファイナルファンタジー』は今週の18日発売です。 ……と、ソフトの支援をして話を締めるとする。 #
by box057
| 2008-12-16 22:47
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