2014年 11月 08日
一昨年、昨年に引き続き、今年も『UBIDAY』に行ってきた。 気が付けば、三年連続の来訪。すっかり、常連客になってしまってます。 昨年は台風が接近中というのもあってか、雨が酷く、気温も低くて防寒具必須という最悪な環境下での開催になったけど、幸いにして今年は晴れ。それでも、午後辺りからは少々曇って雨が降り出しそうな天気になってしまったけど、結果的に降る事も無ければ、それ以上気温が下がる事も無く。恵まれた状況下での開催になりました。 ただ、残念ながら今年は個人的に所用があった為、昨年みたく、ラウンドテーブルの時間まで残る事はできず。結果的に最低限、チェックしておきたいゲームをプレイし、ある程度会場を回ったら退散という短期スケジュールになってしまった。とは言え、今年は出展タイトルの総数が少なかったので、変に所用の件で時間的に焦ったりする事も無く、余裕を持ってそれらのゲームを楽しめたので良かった…のかどうか。 アサクリ二作はやって来ても良かったんじゃないのかな…と今も若干、後悔の念があるので、やってくるべきだったのかもしれん。何だかんだ言いながら、昨年、一昨年と連続して遊んできたゲームだったし。そんなこんなで、既にバレバレの通り、今回会場で遊んできたのは『ファークライ4』と『ザ・クルー』の二本です。 ■ファークライ4(PS4/PS3/Xbox One/Xbox360/PC) ステルス、ジャイロコプター、ゾウライダーの三種類のコースが用意されており、試遊する前にどちらを遊ぶかを選ぶ事ができた。自分は前作でステルス部分に魅了されたクチなので、迷いなくステルスを選んだ。 しかし、困った事に遊べるようになってコントローラを動かした直後、画面が暗転してフリーズしてしまうというトラブル発生。結果的に別の試遊台に移動する羽目になり、2~3分ほど時間を無駄にしてしまった。よりにもよって、今回の出展タイトルの中で最も楽しみにしていたタイトルでこんな目に遭うとは予想外。ただ、直後に遊んで、これじゃそういう現象が起きるのも止む無いのかな、と思ってしまった。 はっきり言って、あまりにも開発途上過ぎる出来。決定ボタンが×になってたり、テキストからボイスまで、何一つローカライズされていなかった。加えてミスした後のリトライに当たって凄まじく長いロード(1分以上待った気がする…)が挟まるなど、如何にもイベント専用で作られたものです、と主張している部分も。結果的に遊んだ感想としては、この状態で製品版も来られたらたまったもんじゃないという、悪い印象のが上回る格好になってしまった。幾ら何でもロードに1分強、決定ボタンが×ってのはねぇ。まあ、どう見ても出展用兼開発途上な感じだったので、購入意欲が減退するほどのものではなかったが。ただ、繰り返しになるけど、これで製品版が来られたら地獄としか言い様が無い。心の底から、製品版ではロードがあっても3と同じぐらいの長さに収まっている事を願いますよ。 そんな具合にあまり遊べなかったので、大して記憶にも残らなかった感じなのだけど、『ボウガン』という極めて強力な武器が登場したこと、プレイ感覚は3とそんなに変わらずだったのは純粋に楽しみ且つ、安心できるところではあった。敵を誘き出す為の石投げもできるのに加え、今作からは生肉を投げ入れる事もでき、それで肉食動物を基地内に呼び寄せ、敵を始末するなんて事もできるというので、戦略性は大幅に上がっている印象。気になるフィールドも今回は一部しか見受けられなかったけど、前作同様の自然たっぷりで開放感に富んだ作りになっていて、嫌でも探索意欲を刺激させられる。 その他のゾウライダー、ジャイロコプターはプレイできずに終わってしまったけど、純粋な前作の進化系としてまとまっているのが少しでも確認できたのは収穫だった。あとは、今回の出展版で見受けられた欠点の数々が製品版で直っているかどうか。ローカライズは心配ないだろうとして、ロード時間だけは本当、何とかしておいて欲しいところだ。 ちなみに試遊台の近くには今作のボックスアートを模したセットもあった。 しばらくしたら、ここに今作のメイン悪役たるパガン・ミン御本人(…のコスプレをしたモデルさん)が降臨し、撮影タイムが始まったのだけど、残念ながら自分はその時、次の『ザ・クルー』の列に並んでしまってたので参加できず。そのままクルーに行かず、ジャイロコプターかゾウライダーのいずれかを遊ぶ為にもう一度、並んでおくべきだったかもしれん。クルー、地味に並んでて遊ぶまでに時間を要したんで…。 ■ザ・クルー(PS4/Xbox One/PC) 昨年とは異なり、今回はPS4版が出展。一部の台では、ハンドルコントローラによるプレイも楽しめたけど、自分は普通に従来型コントローラで遊んだ。さすがに発売が近いのもあってか、メニューのテキストからボイスに至るまで、しっかり日本向けにローカライズ済み。また、僅かながらイベントの一部を見る事もでき、どういうストーリーが展開されるのかも少しだけ見る事ができた。ザッと見た感じ、『ワイルドスピード』シリーズのオマージュって趣ですな…。というか、後日にニュースサイトで公開されている記事を読んだけど、本当にそれっぽい感じだ(笑)。ただ、レース系のゲームであの映画に近いストーリーが楽しめるというのは結構、惹かれるものがあるかもしれん。 今回の出展版は、昨年度のシングルプレイ特化型とは異なり、他の試遊台で遊んでいる方々と一緒にレースをしたり、協力ミッションに挑んだりと言ったネットワークプレイを楽しむ事ができた。その内、協力ミッションに関しては昨年にも遊んだものと一緒だったのだけど、誰がいち早くターゲットである車を仕留められるか激しく競い合う楽しさと言ったらもう。シングルプレイの時点でも、レースゲームとしては奇抜な手応えがあって印象的だったけど、対人戦となると余計に白熱したものになるなと、その変貌っぷりに大いに驚かされた。ちなみに他のプレイヤーに越されて結果、三位に終わりましたとさ…。それ以外のレースに関しては、ゲーム的にはまさに王道と言った感じだったけど、他の一般車両等が走行する中で繰り広げられるハチャメチャさは、まさにワイルドスピードシリーズそのもの。あれに近い雰囲気でレースが楽しめてしまうというのは結構なインパクトだった。 その他、細かい所だけどメニューインターフェース周りもちゃんと日本向けの仕様、〇ボタンが決定の×ボタンがキャンセルになっていて、先の『ファークライ4』や『ウォッチドッグス』のPS4版で感じた違和感はまるで無かったし、ネットワーク周りにしても特にストレスを感じる所は無かった。その後のラウンドテーブル(※これは家でニコニコ生放送経由で見た)で何か、今回の会場向けの特別仕様にしたとの事で、問題なく動くかどうか凄く不安があったとか語られてたのには少しヒヤッとするものがあったけど…。 購入予定には元々入れてないタイトルだけど、ワイルドスピードシリーズそのまんまな雰囲気とマルチプレイの面白さ、そして広大なオープンワールドを車で好き勝手にドライビングできてしまうなど、他に類を見ない個性を持った作りは凄く惹かれる。これでオンライン専用でなければ、迷わず突撃と行ったのだけど…。製品版でどんな評判を呼ぶかも未知数だし、これは発売後の状況を見てどうするか考えていきたいところですな…。 先の通り、残る『アサシンクリードユニティ』と『アサシンクリードローグ』は時間的な都合により未プレイ。ただ、どちらの作品も列の並び具合は結構なものでした。 しれっと50~60代の初老の男性が遊んでたのには目を疑ったが…(汗)。 そういう方も遊んでいるシリーズって事なのか…。 また、今回の開催は完全にPS系ハードとXbox360とOneに限られた格好で、任天堂ハード関連のタイトル出展はゼロ。何気に昨年まで皆勤賞だったけど(昨年はレイマンレジェンド、一昨年はゾンビU)、今回にて断たれてしまった。 まあ、最近はWiiU向けのゲームが減少傾向にあるし、こればかりは仕方が無い。ただ、WiiU版『ウォッチドッグス』は出展しても良かったんじゃないのかと思ったけど。 その他、会場でのあれこれ。 ■会場内の雑感 昨年、一昨年とは異なり、今年は地下1階での開催になった。 その影響でか、何だか昨年や一昨年よりもスペース的に狭くなった印象を抱いた。この辺は今回、出展するタイトルがそれほど無い事にも起因したのかもしれない。 また、昨年は会場内に1階のステージの様子を映し出す中継モニターがあり、その模様が常時映し出されていたけど、今年はどういう訳か廃止。会場内ではブースごとのゲームのプレイ映像だけを映し出すモニターしか配置されていなかった。これの影響でファークライ4のステージイベントはまるで見れず。というか、やっていた頃がまさにファークライ4をプレイしていた時だったので不可抗力だった…。あの中継モニター、見たいけど並んじゃっているから見れないという来場者にとっては大助かりなものだったのに、今回から無しってのはちょっと酷い。昨年ほど、天候的に恵まれていなかったら余計に無い事に対する不満が集まってた気がするよ。願わくば、来年度からは復活させて欲しいところです。 更に会場のスペースが狭くなった所為で、昨年にあったUBIの過去タイトルの広告等が飾られた『展示エリア』も無くなってしまった。 ただ、過去にUBIが発売した作品のプロモーションムービーを鑑賞できるスペースは残されていた。…でっかくてキモい(※褒めてます)ラビッツ人形付きのベンチと共に。あまりにもシュールな所に座ってたので、隣に座って写真を撮ろうと思ったのだけど、残念ながら先に女性の方に座られてしまい、完全にチャンスを逃した…(涙)。もし、来年もこのベンチが登場するのなら、今度はしっかりとシャッターに収めたいところでございます。 ◆参考画像:プロモーションムービー鑑賞コーナーのラビッツ(電撃オンライン) (後ろ姿は可愛いんだけどな…) 欲を言うなら、今度はラビッツも新作のゲームを出展したりとか、ゲームの方で存在感を見せて欲しいな。最近は関連作がご無沙汰になっちゃっているし。間もなく、海外での発売される予定の新作とか、日本発売未定でも遊べたりすると良かったかもしれん。 まあ、その代わりとしてか、プロモーションムービーにて異様なまでに存在感を放ってはいたけどね…。それと負けずと言わんばかりにアサクリを始め、幾つかのPVでナレーションを務めてた大塚芳忠さんも(笑)。 ところで話は変わるけど、芳忠さんと言えば、先日に奥様の弥永和子さんを亡くされたとの事で…。今更ながら、謹んでお悔やみを申し上げます。『フルハウス』での共演は見ていたクチなんで、色々と心中お察し致します。 話を戻して。1階に関しては昨年同様の趣だった。しかし、今年は物販ブースに足を運ぶ事ができず。別に所用の都合とか、そういうのではなく、単純人が行列になってしまっているのに加え、行こうと思った時間帯(大体、12時55分頃)に入れなかったので、結果的に今年は諦める事になってしまった。昨年、一昨年と物販ブースがあんなに混み合ってた記憶はあまりないのだけど、一体、何があったのだろうか。ニュースサイトの一部記事によると、朝8時台から混み合ってたというけど…。アサクリシリーズのグッズが起因したのかね。ホント、買ってきたかったよ、…どら焼きとロールケーキ。 ■ステージイベント雑感 先の通り、中継モニターが無かったのと所用の都合で、今年は会場で一つも見れなかった。ラウンドテーブルを帰宅後、ニコニコ生放送経由で見た程度。ただ、このラウンドテーブル向けに昨年度、ド忘れして質問し忘れた『スコット・ピルグリムVS.ザ・ワールド: ザ・ゲーム』のオンラインDLC配信の件は投函し、リベンジはしておいた。 まあ、結果的に読まれる事は無かったのだけど(涙)。 というか、何か今年のラウンドテーブルは凄い余裕の無い進行に徹してしまった気がする…。昨年度とか、ワリとぶっちゃけたトークが聞けたのもあってか、何かもの足りなさを感じてしまった。来年度はもう少し、時間を長く設定するなりして昨年までのノリを取り戻して欲しいな。あと、来年は可能な限り現地に残る事に務めよう、そうしよう。 なお、アキバステルスに関しては参加せずだったのでノーコメント。 ただ、後の生放送で確認したけど、あの警報音はやり過ぎだと思った。。 緊迫感を煽るには十分だけど、何も某地震速報ほどにしなくても…(汗)。 ■まとめ 『ファークライ4』の件、中継モニター廃止と言った残念な事はあったけど、物販ブースの異様な混みっぷり、会場専用のネットワーク環境を構築して設置した『ザ・クルー』など、このイベントの国内での認知度が高まりつつあることを実感させられる内容だった。 今回はこれまで以上に短時間滞在になってしまって、心残りが多数あるので、来年度は昨年同様、ラウンドテーブルの時間まで残りたいと思う。 あと、出展タイトルに関して、今回は全体的にリアル&バイオレンス志向のタイトルに特化してしまってたが、来年度は『チャイルドオブライト』みたいな雰囲気の全年齢向けタイトルとかも出展し、より幅広い層をフォローしたラインナップを取り揃えて欲しいなと思う。例えそれが発売済みタイトルであったとしても、それなりに効果があると思うんだ。 こういう事を言ったのも、全ては今回の会場で子供のユーザーを数人目撃した事に起因する。ラビッツもそうだけど、そういう低年齢層でも遊べるスペース、タイトルの出展を来年度辺り、検討してもらいたいところですな。何気にそういうタイトルでもUBIのゲームは侮れないものがあったりするし。更なるパワーアップと進化を期待しております。 ■余談 例年通り、今年もコスプレをしている人を沢山目撃したけど、地下一階から立ち去る際に乗ったエスカレーターにて遭遇したエイデンのコスプレをした御方、何か知人っぽく見えたのは気のせいかね…。開催日から6日ほど経った今も気になって仕方が無い(汗)。
by box057
| 2014-11-08 20:10
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