2014年 04月 19日
1月に衝動買いした『ディアブロIII』が楽しくて仕方が無い今日この頃。 まだ二章終盤と、進捗はそこまで良くないのだけど、現時点で今年買ったゲームの中ではダントツの上位と言い切れる内容だ。 個人的にディアブロシリーズは今作が初挑戦。 無論、オリジナルに当たるPC版を遊んだ事は一切ない。 また、ディアブロという作品に対しても『ハック&スラッシュ』という言葉を広く世に定着させた立役者的なアクションRPGとして知っていた程度。より詳細なゲーム内容やシステム周りについてはそんなに存じてなかった。後になって、今作を開発したブリザード・エンターテインメントがスーパーファミコンの隠れた名作『バイキングの大迷惑』を作った会社という意外過ぎる事実を知ったりもしたけど、それは脇に置いておくとして。 そんなこんなで、今作で初めてディアブロとはどんなゲームなのかを知るに至った。 と言っても、まだ触り程度なのだけど、これがまたヤバいほどにハマる。 基本的にはストーリーを進めながらダンジョン、フィールドを探索し、敵の戦闘を繰り返すという内容。まさに「潜って狩る」の直球過ぎる作りなのだが、それ以外の要素(ダンジョン内での謎解きなど)をバッサリ切り落としているのでテンポが抜群に良く、加えて戦闘が素晴らしく爽快で気持ちの良いものになっている為(特に大量の敵を一気に捌ききった時はかなり気持ちいい)、時間を忘れてグイグイ進めて行ってしまう。 そして、今作の大きな特色として、敵を倒すとこれでもかと言わんばかりに装備関連のアイテムを落とす。元々、今作にはレベルの概念こそあれど、ステータスをプレイヤー好みに割り振る機能は無い為、その辺を装備品の付け替えとクラスごとの『スキル』でカバーする作りになっている。最近のタイトルで言えば、『ダマスカスギヤ 東京始戦』とか、『悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair』 に近い。 ただ、今作はその手のアイテムがドッサリ、ガッポリ手に入るのもあってか、非常に手軽に装備変更によるカスタマイズの妙味が堪能できるのが大きな強み。また、装備の中には追加効果を持つものもあり、それとプレイヤー側のスキルと組み合わせる事でステータス異常を追加で加える特殊攻撃が可能になるなど、組み合わせによっては戦闘スタイルがガラリと変わってしまったりもするので、あれこれ試したくなる。 また、例によってアイテムには四段階のレア度が設定されており、最上級の『レジェンダリー』は手に入れたと同時に飛躍的にその能力が上がるなど、得られる恩恵が非常に大きい。それ故、入手を狙って何度もフィールドへと出向き、敵を狩り続けてしまったり。時にはその入手に応じてスキルを変更し、より強力な攻撃で敵の群れを一網打尽にする爽快感に浸ったりなど、これこそハクスラと言わんばかりの醍醐味が満喫できるのもたまらない。 また、ゲーム性周りのみならず、細かい部分の出来栄えも傑出している。 ■操作性 トップビュー(見下ろし視点)のアクションRPGとしては最高クラスなのでは、と思ってしまうほどに快適で手に馴染む。キー配置が適切、アクション周りやインターフェース全般のレスポンスも申し分無しと、ケチの付け所がまるでない。 ■ストーリー 全然序盤とは言え、退廃的な世界観に細かい裏設定等、非常に魅力的で引き込まれる作り。かと言って変に冗長ではなく、細かい背景などはダンジョン等で手に入る日記、いわゆる『バイオショック』シリーズのようにボイスログで補完するなど、テンポの良さを重視した作りになっているのが好感を持てる。ムービーの完成度もなかなか。女性キャラのデザインが日本人好みするものになっているのもグーです。 ■ローカライズ 今作の発売元スクウェア・エニックスと言えば、かつての『コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2』の一件もあり、ローカライズに関する評判はあまり良くない。 しかし、今作は別。全体的にゲーム展開に支障を与えるかのような珍訳も無く、元の世界観に適した台詞でストーリーイベント等を盛り上げてくれる。 更にボイスも日本語に完全に吹き替えされている上(村人等のキャラクターに至るまで!)、声優陣も全体的に実力派を起用するなど、かなり気合が入っている。実際にプレイしてみれば、スクウェア・エニックスもやればできるというのを思い知らされるはずだ。 (…というか、既にスカイランダーズ、007ブラッドストーンと言った、悪いイメージを払拭する丁寧なローカライズが成されたタイトルが幾つかあるのだけど。) ちなみにボイス絡みでは、自分がプレイヤーキャラクターとしているデーモン・ハンター(男)が物凄く良い。渋カッコイイを地で行く声が素敵です。 ただ、声優さんが誰なのかを説明書のクレジットで確認し、その後に検索にかけて調べてみたら、『閃乱カグラ』の半蔵&お兄様(村雨)の人と出てきて、どう反応していいのか分からない気持ちになったが(汗)。 デーモン・ハンターにした理由は単純に『ドラゴンズクラウン』でエルフを使っていた流れでなのだけど、いざ選んでみたら生い立ちなど、なかなか魅力溢れるキャラクターになってて得した気分になった。スキルもアクションRPGならぬ、『奇々怪界』風味なシューティングRPGにしてしまう『ラピッド・ファイア』のスキルが万能且つ、爽快感抜群でたまりませぬ。 まだ、能力周りなど、完全に把握し切れていない所もあるけど、最初に選ぶキャラクターで迷った方にはこれをお薦めしたいですな。(見た目的にもそんなに濃くないし…) ちょっと話が横にずれてしまったけど、この他にも難易度も八段階にまで調節可能に加え、死亡するとキャラクターがロストし、二度と使えなくなってしまう『ハードコアモード』もあったりと、やり込み甲斐のある要素が揃っていて、クリアしてもまだまだ遊べそうな感じ。未プレイだけど、オンラインも対人戦に協力プレイなど、至れり尽くせりなのが興味深い。 ひたすら潜っては狩るを繰り返す内容から、作業染みた展開に強い抵抗感を覚える方に薦められたゲームで無いのは間違いない。でも、そう言うのに抵抗を覚えない人ならドハマり必至なタイトル。アクションRPGとしても素晴らしい操作性に爽快感溢れる戦闘など、なかなか完成度の高い内容なので、そう言うのが好みな方にもお薦めできる。 とりあえず、少しでも興味がある方は体験版にレッツゴーなのです。 いきなり製品版に行くのもアリだけど、体験版でも十分、魅力を味わえる内容になっている。 ハクスラの立役者とはいかなるものなのか、その世界を覗いてみましょう。 そんなこんなで、狩りに戻るとしよう…。 しかし、最近の自分はハクスラ系のゲーム、やり過ぎだな…。 これと並行して『煉獄』、『クロノアヒーローズ』とかも進めてるし。 こうなった以上はもう、ハクスラタイトルやりまくりの一年にしちゃうべきか。
by box057
| 2014-04-19 23:59
| ゲーム感想 / 紹介
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