2011年 01月 23日
燃え尽きるどころでは済まない、狂気の一週間が始まる。
全タイトルを購入しようと考えている方。 悪いことは言いません。 数を絞りましょう。 素で破算しかねません。 しかし、出るゲームの大半が魅力的なものばかりである為、なかなか絞れないってのもよく分かります。ホントにどうしてこうも集中させてしまったのか。 とりあえず、当ブログとしては最近、特集を組んでる『ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート』をプッシュ。 海外で100万本以上売り上げた、新感覚パズルアクションがいよいよ日本上陸。 自分の書いた言葉がアイテムとして出現する、斬新なシステムとゲーム性はDSユーザーなら要プレイの価値あり。 他に発売されるタイトルの存在感が強い為、陰に隠れてしまってるが、懐に余裕があるのなら是非、プレイしてみて欲しい伏兵的な逸品。 無名のタイトルだからって侮っちゃなりませんぞ。 同じく話題作の陰に隠れてしまってるタイトルで、『スライ・クーパーコレクション』も見逃せない。プレイステーション2中期に販売された隠れた傑作アクション『怪盗スライ・クーパー』と『怪盗スライ・クーパー2』のHDリマスター版、そして国内で販売されなかった幻の『怪盗スライ・クーパー3』も収録した、非常にお得な一本だ。無論、日本では初登場となる3も、HDリマスター仕様となっている。 一応、旧作のリメイクではあるが、怪盗ならではの潜入の楽しさ、緊張感に富んだゲーム性、ユニークなアイディア満載のステージとボス戦など、今でも色褪せぬ魅力がたっぷり。キャラクターデザインもカートゥーン調の懐かしさ漂う作風と、海外製ゲーム特有の癖の強さのない、万人受けするものになっているのも大きな特徴。更に一作ごとのボリュームもかなりのものなので、やり応えもバッチリだ。 今や『INFAMOUS(インファマス) 悪名高き男』でお馴染み、サッカーパンチプロダクションズの処女作でもある今作。アクションゲーム好きならプレイする価値アリの一本だ。 さあ、レッツ・怪盗! そしてもう一つ、隠れてしまってるゲームが『つくものがたり』。 普通の人間では見えない妖(あやかし)が見えるようになった主人公、石神優斗がその妖との戦いを繰り広げていくというストーリーで展開する、アドベンチャーRPGだ。巷では『ラストバレット』、『世界ふしぎ発見!DS 伝説のヒトシ君人形を探せ!』などで評判の芳しくないフリューの新作だが、開発は『ルクスペイン』や『Another Time Another Leaf 鏡の中の探偵』などを手掛けたキラウェア。アドベンチャーパートとバトルパートの二つを介しながら展開する本編の構成、システムの基本仕様など、過去に同社が手掛けたタイトルに倣った、意欲的な試みが豊富に成された内容に仕上げられている。 また、出演声優陣も加藤英美里、小林ゆう、堀江由衣、釘宮理恵など有名どころばかり。声優ファンにはたまらないキャスティングになっているのも大きな売りの一つだ。 その豪華声優陣を売りに出している事から、妙な匂いがしなくもないが、突飛なアドベンチャーゲームを作るのに定評があるキラウェアの新作である故、挑戦的なゲームとして完成されてる可能性は高そう。アドベンチャーゲーム好きなら、要チェックの一本と言えるだろう。 ただ、キラウェアが作ったゲームは好みが分かれ易いというのも特徴の一つ。購入を決めている方なら、それだけは頭に入れておくと良いかもしれない。 ここまで今週発売の中で、影に隠れがちな三本のタイトルを一通り紹介してみた。 で、話題作側は何が出るのかというと…これがまた多過ぎる訳で。 第一にWiiの『ラストストーリー』。ファイナルファンタジー生みの親として知られる坂口博信氏が、スーパーファミコンの『ファイナルファンタジーV(※現在、VCで配信中)』以来、実に18年ぶりにディレクターを務めた完全新作のロールプレイングゲーム。昨年の『ゼノブレイド』に次いで任天堂が送り出す大作だ。 仲間達を活かしながら戦うアクション性の強いバトル、『ギャザリング』と呼ばれる敵の注意を意図的に引き付ける独特のシステム、そして様々なドラマと人々の生活模様が克明に描かれた『ルリの街』など、「新しいRPGの形」というテーマに真っ向から挑んだ、意欲的な要素と試みの数々が大きな売り。また、坂口氏が手掛けてきたゲームというと凝ったストーリーとムービーと言った演出が特徴として上がるが、そこも今作では過去の作品とは異なる作風となっているとか。何でも、デモなどが早送り可能というのが今までとは違う魅力を出しているらしい。真新しい要素ではないが、氏のゲームが好きな方には大きな注目点と言えるかもしれない。 その他、メインの本編以外にもオンラインの対戦、協力プレイを実装。プレイヤー同士のバトルロイヤル『乱闘』、協力して強大な敵に挑む『討伐』の二種類が用意されており、全国のプレイヤー同士で争ったり協力し合ったりと言った遊びが楽しめる。本編も大体30時間ほどのボリュームとの事だが、寄り道要素のほか、オンライン専用の楽しみも用意されているなど、かなり長く楽しめる作りになっているようだ。 坂口氏曰く、自身の進退をかけて持てる限りのエネルギーを注ぎ込んだという今作。かのファイナルファンタジーと似たような経緯で作られているが、果たしてその出来や如何に。 どちらにせよRPG好きなら、決して見逃してはならない力作だ。 Wii本体を持ってない方向けの同梱セットも販売されるので、興味がある方は是非。 第二の話題作は『戦場のヴァルキュリア3』。プレイステーション3で発売し、TPSの要素を取り入れた画期的な戦闘システム、独特の水彩画調のグラフィックで話題を呼んだ、最新型シミュレーションRPGの第三弾だ。 前作『戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校』と同様、今回もハードはPSPであるが、『SP』なるユニットの特殊攻撃を開放するポイントの追加、ユニット出撃枠の拡大、リアルタイム砲撃エリアの登場など、様々な新システム・要素を実装。『BLiTZ(ブリッツ)』独自の魅力はそのままに、更なる改良と新たなゲーム性を実現させた作り込みが成されている。 また、ストーリーも前作の学園モノから戦争モノ、しかもその闇の部分に焦点を当てた、重いものへとシフト。初代『戦場のヴァルキュリア』への原点回帰を目指した内容になっている。更に今回は、ストーリーの時間軸が初代『戦場のヴァルキュリア』と同じ。その為、シリーズ初体験の方でも入っていけるほど、敷居が低くなったのも大きな売りの一つだ。 レスポンスの向上したインターフェースと操作性、技甲兵を始めとするユニット、難易度選択システムなど、前作で初登場及び進化を遂げた部分もそのまま継承。難易度選択に至っては、本編途中で自由に変更可能なったので、遊びの幅も大きく広がっている。 「今度こそPS3で!」…と願ってた方には少々、ガッカリな感もあるが、そういう理由を元に見逃すのは勿体無い今作。今や新世代型の申し子として、シミュレーションRPG界隈で名を馳せるタイトルでもあるので、同ジャンルが好きな方なら手に取る価値は大いにある。 無論、これまでシリーズをプレイしてきた方も然り。 ダークな作風に一転したヴァルキュリア、見逃すな。 以下、個人的なぼやき。 折角、ダークな作風になったんだから、ストーリーも見応えのあるものになってると良いな。 過去のはあまりにご都合主義に則り過ぎてたもので。 今回こそ如何にも戦争な物語を頼むぜ。。 そして第三に『ドラゴンエイジ:オリジンズ』。 『Mass Effect(マスエフェクト)』で知られるBioWare開発のロールプレイングゲーム。緻密且つ練られた世界観とシナリオ、総プレイ時間80時間以上の圧倒的なボリューム、40項目にも及ぶキャラクターメイキングが売りの超大作だ。 その緻密な世界観を描いた膨大なテキストの量から、ローカライズは絶望的とまで言われたゲーム。だが「どんな洋ゲーだろうが日本で出してやる!」という漢(おとこ)の魂を持ったメーカー・スパイクがこれを実現。輸入版を買ったとしても、膨大なテキストを翻訳しなければならぬ苦行が求められた洋ゲーファンにとっては涙モノの展開となった。また、PS3とXbox360にとっては海外製とは言え、希少な大作RPG。17歳以上指定な為、残酷描写が多めだが、その圧倒的なボリュームは両ハードを所持するRPG好きならば要チェックと言えるだろう。特にキャラクターメイキングの幅の広さ、選んだ選択肢によって様々な変化を及ぼすシナリオを始めとする、やり込みへの意欲を刺激するフィーチャーの数々は必見だ。 また、日本語版には海外で有料配信されたダウンロードコンテンツの内、6つが収録されており、本編だけでも遊び足りない人への配慮も万全。加えて3月17日には前日談を描いた拡張パック、『ドラゴンエイジ:オリジンズ-アウェイクニング』も発売。こちらも総プレイ時間が20時間を超えるボリュームで、拡張パックの範疇を超え過ぎた内容となっているとか。 これこそまさに大作としか他に言い様のない、膨大なボリュームが光る今作。桁違いの奥深さなので、時間に余裕のない方には厳しいものがあるかもしれないが、先の繰り返しとなるが、RPG好きならばプレイする価値大いにありだ。これさえあれば、しばらくソフトは買わなくて済む…かもしれない?けど、やり過ぎには気をつけましょう。 この他にも前作がスマッシュヒットを飛ばした喧嘩番長シリーズ最新作『喧嘩番長5 ~漢の法則~』、ロックマンゼロシリーズでお馴染みのインティ・クリエイツとアルケミストが送る、狂気(!?)の異色作『ぎゃる☆がん』、ピュアな紳士を中心にヒットした恋愛シミュレーションゲーム『ドリームクラブ』の最新作『ドリームクラブZERO』も発売。 そして独自の映像技術を擁した『O.I.Uシステム』、その名も『俺の妹がこんなに動くわけがないシステム』(何じゃそりゃ)による、ぬるぬる動くキャラクターグラフィックが異彩を放つ、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル』も発売される。 特に『俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル』は原作付のゲームとは言え、斬新な映像技法に膨大且つ豪華な特典と、かなり気合いの入った内容とプロモーションが行われている為、伏兵の可能性を漂わせている。昨年暮れに放送されたアニメの方もそこそこの人気を獲得、DVDとBDの売上も上々なので、意外と健闘したりするかも…? また、原作が同じ電撃文庫で、現在アニメ二期も放送中の『とある魔術の禁書目録(インデックス)』のゲームも今週に出る。こちらも見逃せない。 更に『Wizardry -ツインパック-』、『シューティングスタジオ』も今週。最近、何かと騒がれてるスクウェア・エニックスが放つ新作TPS『マインドジャック』もまた然りだ。 まさにカオス。 全部を買うだなんて自爆行為も同然なラインナップだ。 無茶は止めましょう。 とりあえず自分は、 ◇ヒラメキパズル マックスウェルの不思議なノート ◇スライクーパー・コレクション ◇ラストストーリー ◇戦場のヴァルキュリア3 の四本を購入する。 全部プレイするのは厳しいので、一本は積む定めとなりそうだけど。 何はともあれ、地獄の始まりです。 懐の準備は整いましたでしょうか。 まだでしたら万全にしておきましょう。。
by box057
| 2011-01-23 19:11
| 気になる新作
|
Links
最新の記事
カテゴリ
全体 ニュース備忘録 日記 / ゲームネタ ゲーム感想 / 紹介 気になる新作 お薦めゲーム紹介 進捗メモ マイゲームログ ゲーム購入予定メモ 攻略メモ / プレイログ お知らせ / その他 ※このブログについて 以前の記事
外部リンク
検索
ライフログ
その他のジャンル
|
ファン申請 |
||