2010年 10月 24日
先週に引き続き、またも酷い一週間が始まる。
そして話題作もてんこ盛り。 まず第一に『Solatorobo(ソラトロボ) それからCODAへ』。 1998年にプレイステーションで発売された3Dアクションアドベンチャー、『テイルコンチェルト』の世界観を共有したアクションRPGだ。開発はテイルと同じくサイバーコネクトツー。キャラクターデザインもテイルに引き続き『天空のエスカフローネ』などで知られる結城信輝氏が担当。アニメーションはマッドハウスが手掛けている。 構想10年、制作に3年を費やしたDS屈指の大作タイトルで、緻密な世界観とロボットとヒトを交互に使い分ける多彩なアクションが最大の売り。今時珍しい、獣の人をメインキャラクターに据えた作品という事で、『名探偵ホームズ』、『モンタナ・ジョーンズ(冒険航空会社モンタナ)』などのアニメが好きだった方ならストライク間違いなしの一本だ。 また、テイルコンチェルト事実上の続編とも言えるタイトルなので、前作が好きだった方も要チェック。ちなみにテイルの世界観を共有しているとは言え、ストーリー自体は完全新作。故に初めての方でも問題なく入っていける作りとなっている。前作をプレイしてないと拙いとか、そういうのは無いのでご安心の程を。 近年はナルティメットストームなど、キャラゲータイトルを中心にリリースしてきたサイバーコネクトツーが久々に放つ、オリジナルの新作。相当な年月を費やして作られたゲームという事で、それなりの健闘を見せて欲しいところだ。 第二に『ゴッドイーター バースト』。 今年2月に発売された『ゴッドイーター』に様々な追加要素を加えた拡張版が登場。前作の内容を全て収録し、且つパワーアップを加えた通常版、前作を持ってるユーザー向けの低価格バージョンのアペンド版の2つのパッケージに分けて販売される。 基本的な内容は拡張版という事で前作と一緒だが、新アクション、新シナリオの起用など、前作プレイ済のユーザーの興味をそそる要素の追加が行われている。またゲームバランスの再調整、ボリュームの増強など、前作でユーザーから指摘された不満点の改善が図られているのも大きな売りだ。 モンスターハンターの亜流として販売されながらも、その独特のスピード感と世界観、そして制作側のユーザーに対する真摯な姿勢などで好評を博した前作。 ほとんどの不満点を解消したとの事だが、その出来栄えは如何ほどのものなのか。 そして、今度こそモンハンと肩を並べるハンティングアクションとしての存在感を確かなものにするのか。中身の出来も含め、目が離せない。 なお、低価格が売りのアペンド版は、前作の『ゴッドイーター』が必要。 単品で買うと遊べないので注意されたし。 第三に『黄金の太陽 漆黒なる夜明け』。 ゲームボーイアドバンスで二作が発売され、好評を博したファンタジーRPG『黄金の太陽』の8年ぶりとなる続編が登場。開発はGBA版と同じくキャメロット。任天堂とのタッグで作られる新作としては、2005年の『マリオテニスアドバンス』以来となる。 前作から30年後の世界を舞台とし、新たな主人公・ムートの物語が描かれる。 『ジン』、『エナジー』と言った基本システムは前作から引き続き継承。フィールドの謎解きなどのお馴染みのギミックも健在だ。 グラフィックも前作の2Dからフル3Dへと一新。戦闘でも上下二画面を使った演出を導入するなど、大幅な強化が行われている。音楽も前作同様、テイルズシリーズなどでお馴染みの桜庭統氏が担当。分かりきったファンサービスが行われている。 前作の二作は、GBA本体発売から間もない時期でありながら、ハード性能を限界まで引き出した演出と高いゲーム性で話題を呼んだタイトルだった。しかし、今回のはDSの末期のリリースという事で、前作ほどのインパクトが皆無。何よりも既に他社のRPGタイトルが今作のような表現をやり尽くしてしまっている為、時代遅れな雰囲気バリバリなのが苦し過ぎる。 宣伝周りもイマイチ気合いが入ってないのが気がかりだ。 一応、『大乱闘スマッシュブラザーズX』に第一作『開かれし封印』の主人公であるロビンがアシストフィギュアでゲスト出演、またアレンジ曲が収録されるなど、そこそこの知名度はある。だが、既にDSでは飽和状態なタイプのRPGである為、苦戦は避けられなさそうだ。 これがDS初期の発売だったら、話は違っていたのかもしれないが…。 何にせよ、色んな意味で動向が注目される。 その他、『ウイニングイレブン 2011』、『ドリームクラブ・ポータブル』も注目タイトルだが、長くなるので割愛する。 またコナミ版レイトンとも言える珍作『ザックとオンブラ まぼろしの遊園地』も今週に発売される。コナミ版どうぶつの森こと『とんがりボウシと魔法の365にち』は意外なヒットとなったが、これはどうなる? 更にPSPの隠れた名作として名高い『カルネージハートポータブル』に次ぐシリーズ最新作、『カルネージハート エクサ』も発売。今週最大のダークホースと言っても良いだろう。。 またダウンロード配信タイトル『マリシアス』も27日に配信。 PS2の隠れた名作『スカイガンナー』のスタッフが送る、完全新作の3Dアクションゲーム。ボス戦に特化したステージ、ダイナミックで爽快なアクションなど見所満載の一本だ。そこそこ凝った作りなのに800円と、値段がお手頃なのも大きな魅力。その安さから浅いゲームじゃないのかという不安もあるが、良い意味で裏切ってくれる内容になっていると嬉しい。 個人的に今週購入予定はマリシアスの一本のみ。 ソラトロボは多分、見送りになると思う。 でも、来週から11月なんでラジアントヒストリアと一緒に買うかも。 何にせよ、先週に引き続き大荒れ必至な新たな一週間がスタート。 盛り上げていきましょう。 というか、もう11月か…。(遠い目)
by box057
| 2010-10-24 21:28
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