2010年 07月 03日
『HOSPITAL. 6人の医師』絡みの話題が続いた為、取り上げるのが遅くなってしまったけど、DLしましたよ、『X-RETURNS』。ついでにクリア済。 面白かった。 続編としても申し分無しの出来。 独特の世界観に歯応えのある難易度、癖のある操作感など、前作『X(エックス)』の魅力をそのまま継承した作りになっていて嬉しかった。 ステージクリア風の前作から一転し、アクションアドベンチャー色を強めた内容へと変わってはいたけど、3D空間を疾走・滑空する気持ち良さ、個性豊かなミッションなどもそのままだったし。フレームレートの向上で、操作の重さが緩和されていたのも好感触だった。その恩恵でか、全体の難易度も歯応えはあるにせよ、前作よりかはマイルドなバランスに落ち着いていたし。まさに今作にて『X』というゲームは、一つの完成を見せたと言っても良いかもしれない。前作の良い所を残しつつ、細かい改善を図って遊び易さを向上させた、理想的な続編だったと思う。 また今回はストーリーも衝撃的で…。 まさか、あの前作の教官(コーチ)が今回の敵の親玉として登場するとは思いもしなかった。前作ではあれほど助けてくれたのに。 というか、これって何の『真・魂斗羅』だ。。 10年以上ものブランクを経て発売となる続編って、何で過去の味方を敵にしたりするかなと、この展開にはちと突っ込みたくなってしまった。 それでも、最終的に救いのある結末で良かったけどね…。 それと今回のは前作のディレクター、坂本賀勇氏はノータッチなのだけど、テキストの隅々に坂本さんっぽさが炸裂してたのも嬉しかった。戦闘状況をことわざで例えるサポートメカ「VIX-529」は多分、色んな意味で忘れられない相棒キャラになったかも。。 本当…前作も前作で、ストーリーはそこそこ凝ってたけど、今回のはそれ以上に洗練されている印象を抱いたな…。良い出来でした。 その他、グラフィックとか音楽もなかなか。特に音楽は前作と同じ、とたけけこと戸高一生氏作曲なのがニクい!ナイスアレンジのトンネルシーンの曲は言うまでも無く、戦闘状況に応じて曲が派手になって行く演出など、結構凝った作りで面白かった。 ボリュームもクエストと言った寄り道要素があるなど、結構充実していて、800円のゲームにしてはちょっと贅沢じゃないか、とか思ったほど。。 赤と黒の惑星における目の疲れ易さ、砲撃ミッションの極端な難易度とか改善すべき点も散見されたけど、総評は傑作。 3Dシューティングとしても、続編としても非常に完成度の高い逸品でした。 これは前作が好きだった人やシューティング好きなら要プレイ。 800円だと侮ること無かれ。 かなり遊べますよ。 逆にシューティングがあまり得意でない人にはお薦めできないかな…。 チュートリアルは万全なので、特に説明書を読む必要は無く楽しめるけど、難易度が少し高めなんで、そこに要注意…ですな。 何はともあれ、結構な快作でした。ご馳走様です。 気が向いたら、2周目もやってみようかと思う。 …… それにしても、ラストが思いっきり初代スターフォックスの再現というのはどうなの(笑)。 ディランさん特権か。。(※今作のディレクター、ディランさんは初代スターフォックス開発スタッフの一人だった) まあ、盛大に吹きましたけども。。
by box057
| 2010-07-03 23:59
| 日記 / ゲームネタ
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