2009年 09月 26日
ふと思ったけど、PS3版(Xbox360版)『バイオニックコマンドー』のストーリーと世界観は、『真・魂斗羅』と似通ってる所が多い。
(ちなみに自分自身、『真・魂斗羅』は所持してないが過去、知人宅にてプレイ経験あり) 代表的なものを挙げると… ※注:以下、ストーリーのネタバレをしています。 ◆世界観(物語の舞台)が旧作以上に退廃的になっている 『バイオニックコマンドー』の舞台、アセンション・シティは大量破壊兵器によって滅びた街で、旧作『ヒットラーの復活』やGB版『バイオニックコマンドー』以上に退廃的。 対する『真・魂斗羅』も、地球総人口8割が滅びているという設定である為、世界観としては退廃的なものになっている。 スケールで言えば、『真・魂斗羅』が勝るが、どちらも雰囲気としては結構そっくりである。 ◆主人公が英雄から犯罪者に落ちている 『バイオニックコマンドー』のスペンサーは、国家への反逆を謀った罪(冤罪)で死刑判決を言い渡され、英雄から死刑囚へと落ちてしまった。 対する『真・魂斗羅』のビルも、戦友ランスを殺害し、超磁力兵器を暴走させて地球人口の8割を死に追いやった、特Aクラスの重犯罪者に落ちてしまっている。 (但し、この罪はゲーム終盤で冤罪という事が明らかになる) 一部、過程は違ってはいるけど、かつて英雄だった主人公が犯罪者に落ちてしまっている点では、かなり似通っている。(冤罪という点でも) 更にこの二人は髪型も、旧作と別物に変更されている点で共通する。 スペンサーはドレッドヘア、ビルはロングヘアと…。 ◆大量破壊兵器というキーワード 『バイオニックコマンドー』では『ウィザラー爆弾』という大量破壊兵器が登場。 これが舞台となるアセンションシティを崩壊させる。 『真・魂斗羅』でも『超磁力兵器』という大量破壊兵器が登場。 地球人口の8割を死に追いやった。 ◆かつての仲間がストーリー上の大ボス 両作共にストーリー上の大ボスが、かつて主人公の仲間(戦友)だった人物。 『真・魂斗羅』ではランス、『バイオニックコマンドー』ではスーパージョー(ジョセフ・ギブソン)と、「昨日の友は今日の敵」の体現となっている。 どちらもかなりショッキングな設定である。 ◆シリーズの歴史を根底から覆す展開がある 詳細は伏せるけど、『真・魂斗羅』で言えばエイリアンの正体とか、『バイオニックコマンドー』ならバイオニックアームの正体と言った感じに過去のシリーズの歴史を根底から覆すような展開がある。 ただ、『バイオニックコマンドー』の場合は後付け的なものだけど。 ……そんなところだろうか。 唯一にして最大の違いは、『真・魂斗羅』がハッピーエンドな結末であるのに対し、『バイオニックコマンドー』はバッドエンドな結末であることかな。 ただ、敵の大ボスは倒されるので、一応…腑には落ちる結末となってるけど。 メーカーも内容も違う1980年代のゲームが、21世紀に再臨するに当たり、過去以上に暗い方向へと進化を遂げる。 『バイオニックコマンドー』は後発なので、『真・魂斗羅』を意識してやったのでは?…とも考えられるけど、仮に全く意識せずやったのだとなれば、面白い偶然だな~、と思う。 けど、かの『ロックマン』も、ゲームバランスの調整において『悪魔城ドラキュラ(FCD版)』を参考にしたというしな…。 実際の所、意識しているのかも。 カプコンとコナミって、昔から不思議な縁で繋がってるし。
by box057
| 2009-09-26 15:04
| 日記 / ゲームネタ
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