2009年 08月 05日
『朧村正』が一通り終わったので(と言っても、未確認のエンディングなど、幾つか済んでない事あり)、『タクトオブマジック』を進行中の今日この頃。 既に中盤辺りまで来たんだけど、これまた、面白い! 魔法陣を描いて魔法を繰り出すシステムにユニットへの指示とか、Wiiのリモコン&ヌンチャク操作を効果的に活かした仕上がりになっていて、単に動かすだけでも楽しい。 任天堂製のWiiゲーム(Wii Fitなどのライト向けゲームは除く)というと、無理矢理リモコンとヌンチャクを活かす操作体系にして、余計な不快感を出してるものが多いけど、これは無理矢理さが無く、凄く気持ちよく操作の妙に浸れる。それがもう、個人的には嬉しい。 やっと、『スーパーマリオギャラクシー』に次ぐ、任天堂製Wiiゲームでまともに遊べるものが現れたか!…って感じで。(厳密にはこれ、タイトー製だけど) 純粋にRTSとしても、ユニット数が最小限に限られているのもあり、敷居が低いし、マップも基本、5~10分以内に終わる作りで一貫されていて、空いた時間にサクッと楽しめる気軽さがあるのがイイ。かと言って、いざ長時間かけてやり込んでみると結構、深いプレイが出来たりと(本編以外に用意されたチャレンジなど)、イイ感じにライトとコアの棲み分けが出来ているのも流石としか言い様が無い。 この辺の作りも、何か『スーパーマリオギャラクシー』に通じるものがある。 あれも、単にクリアするだけならそこまで難しくなかったけど、スターコンプを目指してプレイした場合、かなり歯応えのあるプレイが楽しめたから。 あと、シナリオもベタベタの王道(終盤に分岐があるみたいだけど)で、安心して見ていられる作りになってるのが好印象。 やたら難解な漢字を乱用したり、専門用語が乱発されたり等の「エゴ」が全く無いのも、個人的にかなりポイント高し!シナリオライターのエゴ丸出しな表現が蔓延する(※ゲーム、アニメ等の)最近のファンタジー系の作品で、こういう安心して楽しめる物語を作っただけでも、大きな評価に値する。 本当、最近のファンタジーモノの作品と来たら、「自分は天才」みたいな見苦しい表現をするものが増えたからな。。 やっぱ、ファンタジー系の物語は、安心感が第一。 変に難しくしたものより、敷居を低くしたものの方が、のめり込み易い。 正直、昨今のエゴ丸出しなシナリオを書いた人は、これを見習えよ、と言いたくなるわ…。 他に音楽も印象は薄いけど、雰囲気にマッチした作りでイイ感じだし、ゲームバランスも程好い手強さで統一されていてグッド。 一部、ルーンの認識の悪さ(土のルーンの判定がちと厳し過ぎる気が)とか、地味な欠点も多いけど、現時点の感想としては十分に傑作の域。 2ヶ月間も放置してしまった事に、罪悪感を覚えてしまうほどの面白さで、ビックリしている。まさか、ここまでとはね…。 流石は、我が家のWiiを本気にさせた傑作、『逆襲のスペースインベーダー』を手掛けたタイトーさん制作だけにあると言ったところか。しかも、任天堂と組んだ事によって、更にそのセンスの素晴らしさに磨きがかかっているし。まさに鬼に金棒とはこの事だな…。 正直、こんなに面白いのなら『朧村正』、もっと早く終わらせておくべきだったなぁ…。 『あわたま』みたいに、発売後の時期に応援したかった。 まぁ、その『朧村正』が遅れたのは、あまりに面白かったんで、すぐ終わらせたくなく、ゆっくり進めていた事にあるんだけど。 何はともあれ、またもオリジナルタイトルの傑作が出て来て、嬉しい限り。 ホント、『あわたま』以降、良作ラッシュが続いてくれて気持ち良いな。 まだ途中なんで、後半でどうなるか分からないけど、これも『朧村正』みたいに傑作で終わって欲しい。。只でさえ、傑作が少ない任天堂製Wiiゲームなだけに。 けど、こんな面白いのに全く売れてない(話題になってない)のも謎だ。 しかも、密かにAmazonでは値崩れしちゃってるし。 Wiiを持ってる人ならやった方が良いですよ、これ。。 タクト繋がりで、『風のタクト』をプレイ中の貴方様も(笑)。 (夢幻の砂時計の方は順調でしょうか。。>私信)
by box057
| 2009-08-05 23:59
| 日記 / ゲームネタ
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