2009年 01月 18日
そんなこんなで、少々予定狂いとなってしまったが本日、『雪ん娘大旋風 さゆきとこゆきのひえひえ大騒動(PS2版)』を無事入手。 MGS2がまだ途中だけど構わず、直に開封してプレイしてみた。 とりあえず、ステージ2までクリアした現時点での感想は、意外に面白い。 元々『奇々怪界』をベースに作られた作品なのもあってか、アクションシューティングとしての基本的なゲーム性、操作性と言った点は及第点の域。 緊急回避(ローリング)に敵を凍らせる吹雪攻撃など、できるアクションも充実しているので、動かす楽しさもバッチリ。普通に問題なく、遊べます。というか、楽しい。 何と言っても個人的に「おお!」と思ったのが、その吹雪攻撃やお供キャラ(オプションキャラ)の『都兎(とと)』の攻撃で敵を凍らし、それを倒して破壊した氷の破片が別の敵に命中させる事によってコンボ攻撃が可能となる独自のシステム。 これがまた結構熱い作りで、沢山の敵を倒して多くのボーナスアイテムや吹雪攻撃の回数を増やす『雪玉』のアイテムをゲットできた時の快感がたまらない。 しかも簡単に繋げられそうに見えて、実はきちんと敵の配置を考えた上で行わないとできないと、バランス調整も意外に万全という抜け目の無さ。単に見た目だけの薄いもので終わらせず、アーケードライクと言うか、昔のゲームが持っていた独自の熱さもしっかりと表現しようとするその姿勢には、正直言ってかなりたまげてしまった。 こう言った要素と調整面がしっかりしているのもあってか、スコアアタックや最高コンボ数チャレンジと言ったやり込み要素も、かなり良い線行ってるし。 いやはやスターフィッシュ、なかなかやりますなと唸ってしまった。 言っちゃ悪いけど、買う前までの印象は正直、見た目が見た目だけにそこまで深いところまで作り込まれたゲームじゃないのではと、思っていたから。 こうなるとは思ってもいなかったよ。まさに予想外。 それに如何にもツララで敵を倒したという手応えが感じ取れる効果音、探索のし甲斐もあるステージ構成など、細かい所でも昔ながらのゲームの面白さを表現しようとするこだわりが炸裂しているのにも驚かされる。 ストーリーも何か、全体的に色んな意味で突っ込みどころ満載でヘンに笑えるし(笑)。 それでも、グラフィックや音楽とかはお世辞にもPS2としては思えぬほどのクオリティが低く(というか、DLコンテンツが妥当なのではと思えるほど)、地味さが幅を利かせてしてしまっているのも事実。流石にこれは元の値段に釣り合ってないとか言われても止む無い。 それでも、これだけは確実に言える。 こいつはほぼ間違いなく、隠れた傑作の域に入る一本…だと。 とにかく…まだまだこの先、どんな事になるかで不安は拭い去れないけど是非、この勢いを最後まで保ったままで収束してくれるのを祈りたいな。 序盤の印象がワリと良いだけに、その勢いを最後までキープして欲しい。 ガジェットロボみたいなオチにだけはなるなよ…。
by box057
| 2009-01-18 01:11
| 日記 / ゲームネタ
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